今日のカフェボンボンは、『雪の結晶ノート』。
星のかけらのように美しいあの形は、いったいどのように生まれるのでしょう? 本書は、雪の結晶が生まれて成長し消えるまでを追った写真絵本です。
『雪の結晶ノート』
著者:マーク・カッシーノ・ジョン・ネルソン/訳:千葉茂樹
出版社:あすなろ書房
「自然の芸術」といわれる雪の結晶。それはあまりに小さく、すぐに消えてしまうので、じっくり見る機会がなかなかありません。
本物の雪の結晶の拡大写真を見ると、その形の多様さがわかります。六角計の雪の結晶が大きく重くなると、地上に落ち始め、雲を通り抜けながら成長し続けるのです。
雲の湿度や気温の条件によって、結晶の形はさまざまに変化します。星印のような形もあれば、枝のない板のような形もあります。ひとつとして同じ形はありません。
空から地上への長い道のり。その旅のしるしが結晶の形に刻まれていると思うと感慨深いです。結晶を観察するための方法も参考になります!
雪の「朝時間」は、空高い雲の中で雪の結晶が生まれた朝。
もし雪が降ったら、地面に落ちて消える前に、手袋でそっと受け止めたいです。
Love, まっこリ〜ナ
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