クリスマスのカフェボンボンは、『オーロラの雪』。
昨日ご紹介したフィンランドの絵本『木の音をきく』の続編。
父を亡くした少女の冬を描いた物語です。
『オーロラの雪』
文:リーッタ・ヤロネン/絵:クリスティーナ・ロウヒ/訳:稲垣美晴
出版社:猫の言葉社
見知らぬ町で初めて迎える、
お母さんと二人きりのクリスマス。
クリスマスの前日、サリはスキーに出かけます。
たったひとりで、小高い丘を滑り降り、
畑も線路も越えて雪におおわれた湖へ。
凍った湖を見ながら想うのは、
お父さんと過ごした日々のこと。
そして、お母さん。
サリはためらうことなくどんどん滑ってゆく。
新しい町でさまざまな体験をしながら、
サリは勇気をもって前へ進もうとしている。
サリの「朝時間」は、森の中で見つけたモミの木。
凍った湖や深い森、オーロラの輝き。
北欧の美しい自然が、少女の心を包み込みます。
Merry Christmas!!
Love, まっこリ〜ナ