クリスマスのカフェボンボンは、『オーロラの雪』

昨日ご紹介したフィンランドの絵本『木の音をきく』の続編。
父を亡くした少女の冬を描いた物語です。

20131225

オーロラの雪
文:リーッタ・ヤロネン/絵:クリスティーナ・ロウヒ/訳:稲垣美晴
出版社:猫の言葉社

見知らぬ町で初めて迎える、
お母さんと二人きりのクリスマス。

クリスマスの前日、サリはスキーに出かけます。

たったひとりで、小高い丘を滑り降り、
畑も線路も越えて雪におおわれた湖へ。

凍った湖を見ながら想うのは、
お父さんと過ごした日々のこと。

そして、お母さん。

サリはためらうことなくどんどん滑ってゆく。

新しい町でさまざまな体験をしながら、
サリは勇気をもって前へ進もうとしている。

サリの「朝時間」は、森の中で見つけたモミの木。

凍った湖や深い森、オーロラの輝き。
北欧の美しい自然が、少女の心を包み込みます。

『木の音をきく』とともに読むと、より深い余韻が残ります。
『木の音をきく』とともに読むと、より深い余韻が残ります。

Merry Christmas!!
Love, まっこリ〜ナ

 

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まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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