先週の予告通り、今日は「自家製冷凍カット野菜」の使い方「きのこ編」です。
足のはやいきのこ類は、余ったら乾燥させるか冷凍させるか。それが、最後まで使い切るコツ。
しかもきのこは、干したり冷凍したりした方が、ぐっとうまみが増す野菜なんです。
冷凍きのこは、乾燥よりは風味が柔らかく、そのため洋風にも和風にも、色んな料理に使うことができるので、今はもっぱら冷凍がおすすめ。
冷凍するときは、丸ごとではなく、使いやすく切ってジップ付き袋に入れます。
上の写真左はミックスで、しめじ、まいたけ、マッシュルームが入ってます。きのこって数種類使った方が、うまみがアップするんですよね。(「うまみの相乗効果」のひとつ)
しいたけは、単体で使う機会も多いので、写真右のように、これだけ別にしておいてます。
そして、しいたけの軸は割いて保存。貝柱のような食感が美味しいので、中華炒めなどを作る時に加えています。
冷凍方法など詳しくはこちら→秋冬バージョン!朝の時短に便利すぎる「自家製冷凍カット野菜」(https://asajikan.jp/article/109040)
では、さっそく使い方を見ていきましょう!
「冷凍きのこ」で時短♪朝の「おかず」レシピ
まずは、レンコン同様、アレンジしやすい蒸し焼き解凍したおかずのご紹介です。作り方は、洋風も和風もエスニックでも一緒。味付けをあれこれ変えて楽しめます。
1) 凍ったままのきのこ数種類をフライパンに入れて、酒を少々振りかけて蓋をして2~3分蒸し焼きに。
2) きのこに火が通ったら、お好みの調味料を入れてからめて完成!!
砂糖としょう油を加えて、お弁当のおかずにもピッタリの甘辛しょう油味。これは、ごはんの上にのせて、炒り卵などを合わせて、2色丼弁当にしても美味しい!
塩味にして、卵を割り入れて、スキレット目玉焼きにも!
「冷凍きのこ」でつくる♪朝の「汁もの」レシピ
続いては、汁もの!冷凍きのこから出るだしは、優しいうまみでアレンジしやすいです。
1) 鍋に凍ったままの具を入れて、ひたひたの水を加えて、蓋をして煮ます。
2) 8割程度火が通ったら、水分と好みの味付けをして、完成!
今回は、水分を牛乳にして「4種のきのことベーコンのチャウダー」にしてますが、みそ汁にしてもいいですし、トマト缶を加えてトマトスープ、しょう油味にしても、だしがしっかりしていて美味しいです。
「冷凍きのこ」で♪朝のリメイク「うどん」レシピ
続いては、うどん!これからの季節、晩ごはんに鍋ものが活躍しますよね。その汁、絶対捨てないで翌日にとっておきましょう。
冷凍きのこやそのほかの冷凍野菜、冷凍うどんを加えれば、寒い日の朝にうれしいアツアツおうどんがあっという間。
1) 汁を鍋に入れ、冷凍きのこを凍ったまま入れて煮立てる。
2) 冷凍うどんと火の通りやすい具(この時は冷凍しておいたカブの葉)を入れて、ほぐれるまで煮ます。
3) 味をみて整えて、完成!
この日は、前日のすき煮の汁を活用して煮込みうどん。最後に溶き卵でとじました。
こんなに具だくさんでも、調理時間は8分程度なんですよ!
「冷凍野菜」って、毎朝のごはん作りに役立つと思いませんか?そして、無駄なく最後まで使うには、冷凍保存が本当におすすめ。
下ごしらえはほぼなし。切って袋に入れて冷凍庫に入れるだけ。あとは凍ったまま調理で、無駄なく楽に美味しい朝ごはんをどうぞ!