おはようございます。ヤミーです!
いままで色々な時短ワザについて書いてきましたが、今週は<調理方法でどれだけ時間が変わるか>比べてみたいと思います。
比べ方…同じ材料、同じ道具を用意し、調理方法を変える
火加減は目印をしておいて同じに、分量もほぼ同じにしました。では、さっそく比べてみましょう。
まずは、以下の写真のスキレット料理を見てください。使っている材料は全く一緒です。
1)
2)
材料は、ズッキーニ、ソーセージ、ミニトマト、卵。
(1)の作り方は、まず、スキレットを火にかけてすぐにソーセージを入れて焼き、その間にズッキーニを1㎝幅の半月切りにして、空いているところに入れ片面焼き色がつくまで焼きます。
ソーセージとズッキーニをひっくり返したら、空いたところに卵を割りいれて、蓋をして半熟になるまで蒸し焼きにして完成です。最後にミニトマトを添えています。
(2)の作り方は、ズッキーニを薄切りのいちょう切りにし、ソーセージは斜め薄切りにします。スキレットを火にかけてすぐにソーセージとズッキーニを加えて油がからむ程度に炒め、真ん中に卵を割りいれます。
ミニトマトを上にのせて蓋をし、半熟になるまで蒸し焼きにして完成です。
…さて、(1)と(2)どちらが調理時間が短いでしょうか?
すぐにわかったかもしれませんね。
答えは、(2)です。
(1)の方も、先に火の通りにくいソーセージを焼いている間に、他の材料を切る、ということをしているので、この作り方自体も時短のコツが含まれてます。
でも、ソーセージを焼く→ズッキーニを焼く→卵を焼く、というように、焼き時間を重ねることになるので、時間がかかってしまいます。
(2)の場合、材料を切る時間を別に取っている分時間がかかりますが、小さく切っているので火の通りが早くなります。
私の好みの目玉焼きの焼き上がり時間は3分。この3分で火が通るくらいに切っておけば、全てが同時に焼きあがるというわけです。
1人分の料理だと、その差は1分くらい。
なーんだ、たいした時短にならないんだ、と思うかもしれませんが、作る量が増えた場合は大きな差になってきます。火の前にずっと立って様子を見る必要もないので、朝ごはんならば、断然②の方が手間がかからなく感じます。
とはいえ、どちらの調理方法も、時短のコツがあります。
(1)の場合は、焼き上がりに時間差のある材料を同時に仕上げるのに有効な方法。
(2)の場合は、全ての材料の調理時間をそろえて一気に仕上げる方法。
このコツは、焼く料理だけでなく、煮込む料理も同様。調理を迷うことなく、効率よく出来るようになるので、この2つの方法で普段の料理も考えてみてください。
同じ材料でも、状況に合わせて料理を変えることが出来ますよ!
野菜の切る方向による違いについてもご参考に!↓
時短が叶う!早く柔らかくなる「野菜の切り方」のコツ(https://asajikan.jp/article/97632)