みなさま、おはようございます!
忙しい女子のみなさまのためのお弁当の連載!第70回目は「肉じゃがのこんがり焼き」のお弁当をご紹介します。
煮物をお弁当に入れたくても、そのまま入れると、汁もれしたり、味がはっきりしなかったり!
煮物はフライパンでこんがりと焼いて、汁気をすべて素材に吸わせてからお弁当に入れてみてください。香ばしく、味もしっかりしてとても美味しいですよ!
これからは煮物のおかずが美味しい季節。是非お弁当にも利用してみてくださいね!
「肉じゃがのこんがり焼き」のお弁当
(材料)作りやすい分量
- 前日の肉じゃが 200g程度
- ごま油(香りのない油でも) 小さじ1
(作り方)
1) フライパンに油を入れて強めの中火で熱し、肉じゃがの残りを並べる(汁気も一緒に)。
2) フライパンの蓋をして2分程度加熱し、中までしっかりと温める。
3) フライパンの蓋をあけ、強めの中火のまま汁気を炒り飛ばして、全体をこんがりと焼く。
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フライパンで汁気をしっかりとばすだけで、煮物も味のしっかりした美味しいお弁当おかずになります。秋冬のお弁当おかずに頻出です(笑)。
煮物は冷める時に煮汁のうまみが素材にしみこみます。肉じゃがをたっぷり作る時(一度に食べきれない時)は、煮汁がしっかり残った状態で火をとめて、
たっぷり作った時は、鍋にいれたままにせず、煮汁も一緒に容器に入れて冷蔵してください(冷蔵保存3日可能)。
煮汁に浸かりそうにないときは、落としラップをして、空気を抜くようにしてから蓋をしてください。こうしておくと、冷蔵保存している間にしっかり味がしみます。
煮物を利用するとお弁当作りが本当に楽!こちらは娘弁当。
ねぎいり出汁巻きたまご ピーマンのナムル、肉じゃがのこんがり焼き、もち麦ごはんとたたき梅。9月はお月見の季節ですので、おやつは月見だんご。
煮物があると、お弁当作りが本当に簡単ですね。
どんどん涼しくなり、朝、お弁当を作るのも楽になってきました。今週もお弁当作り、ぼちぼちがんばりましょう~。
料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/