いよいよ全国的に夏本番ですね!この時期はどうしても疲れやすくなったり、からだが冷えてむくみやすくなったりと、不快なトラブルを抱えがち。
女性のからだはとてもデリケートなので、不調をそのままにしておくと女性ホルモンのバランスが崩れて老化を招いたり、肥満や肌荒れを引き起こす原因になってしまいます。
不調が重なりやすい夏。生活習慣の見直しはもちろん大切ですが、良質の食事がトラブル改善には欠かせません!そこで今回は、朝食に摂りたい「お助けフルーツ」をトラブル別にご紹介したいと思います。
朝食にはフルーツを摂り入れよう!
1日のスタートである朝食は眠っている間に失った水分やエネルギーを吸収しようとからだが働くため、自分に不足している栄養分を補うのに最適です!
野菜や果物などの「植物」はビタミン・ミネラル・抗酸化物質・食物繊維といった重要な栄養成分を摂るのに最も適しているとされ、予防医療でも大いに注目されている食材。
加熱調理不要で消化にも良い旬のフルーツなら、いつでも手に入りやすく朝ごはんにも手軽に食べられますよね♪
ホルモンバランスの乱れに「パイナップル」
エアコンによるからだの冷えや食生活の乱れ、ストレスや寝不足などの悪習慣が重なると女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量が低下し、ホルモンバランスが崩れはじめます。
月経不順やPMSの悪化を招いたり、自律神経にも悪影響を及ぼしてからだに不調をきたすだけでなく、肌のハリや美肌を保つのに不可欠なコラーゲンの合成を妨げてしまうので、エストロゲンの低下は阻止しなければいけません!
そこでおすすめの朝フルーツは「パイナップル」。パイナップルの酵素に含まれる抗菌・抗炎症作用は世界的にも有名ですが、実はエストロゲン様作用も認められているパワーフード!年間を通して手に入るフルーツなので、朝食の‟シリアル“や‟ヨーグルト”にトッピングするなど、失ったエストロゲンを補うために食べておくと安心です♪
飲みすぎ・食べすぎには「グレープフルーツ」
夏はビールが美味しくて、つい飲み過ぎてしまいがちですよね。飲みながらのおつまみも高カロリーなものが多いもの。そんな翌朝の二日酔いや、ゆうべ摂取したカロリーを思い出して頭が痛い、という方におすすめしたいフルーツは「グレープフルーツ」。
グレープフルーツの香りは食欲を抑える効果やダイエット効果があるといわれますが、その果肉にはコレステロールを低下させる働きのあるペクチンが豊富に含まれ、果汁には肝機能を高める効果があります。
飲み過ぎて肝機能が低下すると解毒効果が衰えて、体内に毒素が溜まりやすくなってしまいます。飲み過ぎた翌朝にはグレープフルーツを‟サラダ“にトッピングしたり果汁を‟ジュース”にしたり、しっかりとデトックスを促しましょう!
紫外線とエアコンの肌ダメージに「アボカド」
抜群の栄養価を誇る美容フルーツとしても有名な「アボカド」。特に瞳の健康に働くルテインの含有量が最も多いフルーツなので、シミのもとになってしまう瞳からの紫外線ダメージを防いでくれます!
さらに、その果肉は外側から肌細胞に働きかける化粧品とは違い、細胞内部に働きかけて水溶性コラーゲンを生成させる働きがあります。
屋外の強い紫外線と室内の冷気にさらされて水分を失い、激しくダメージを受けて砂漠化している肌を再生させ、ハリと潤いを取り戻して劣化を防いでくれますよ♪
朝の定番“トースト”にトッピングしたり“スープ”や“スムージー”にするなど「飲む美容液」としてたっぷりと補給してください!
今回は夏に陥りやすいトラブルに絞ってご紹介させて頂きましたが、当てはまるものはありましたか?不調を感じたらぜひ「朝フルーツ」の効果を試してみてくださいね。