今日8月4日は、「おは(8)よ(4)う」にちなんで、「朝活の日」。今年、「朝時間.jp」が日本記念日協会に登録しました。
朝活をしたい!早起きをしたい!と思っても、いつもより早く起きたり、実際に習慣を変えるのはなかなか大変ですが、具体的にイメージを持つことができれば、実行に一歩近づくはず♪
そこで今回は、これまでインタビューに出ていただいた方の中から、暮らしをシンプルに楽しみ、心地よく過ごす3人の朝美人さんの朝時間にフォーカスします。
無理せず最低限のことを済ませてゆったり過ごす
モデルの“森きみ”こと森 貴美子さんは、フォトエッセイ 『森きみの毎日の家事が楽しくなるシンプル暮らし』で、居心地の良い空間づくりと暮らし方を紹介されている、シンプル暮らしの達人さん。
森さんの朝時間は、子どもよりも先に起きて、「身支度をゆっくり」すること。子どもより早く起きると、家事が倍はかどるそう。
ただ、朝の時間は限られているから、
他にも、花瓶の水を取り替えながら朝の紅茶を飲んだり、
朝は1杯の紅茶とノートに”書くこと”からはじめる
片づけが苦手だからこそ、モノを減らすというみしぇるさん(主婦/人気ブロガー)。片づけに費やしていた時間を、自分の好きなことをする時間にあてることができるようになって、朝時間がますます充実したといいます。
著書『ミニマルに暮らすwith無印良品』でも、すっきりとしたお部屋の暮らしを紹介されていました。
そんなみしぇるさんの朝を心地よくする厳選アイテムは、「ティーセット」!
前の晩にトレーの上に、ティーカップ、ティーポット、スプーンなどを乗せて用意しておき、朝起きたらすぐに、大好きな紅茶(ときにはコーヒー)で一日をスタートさせるんだそうです。
そして、毎朝の日課が、ノートに1日をどのように過ごしたいか、1日の理想の過ごし方などを書くこと。紅茶やコーヒーを飲みながらノートに向かうそうですが、この5分でできることを毎朝つづけると、驚くほど物事が好転していくんだそうですよ♪
朝の座禅と毎日のお粥で、身体の変化に気づく
夜明け前の座禅がとっておきの朝の楽しみという、雲水(禅の修行僧)の星覚さん。
そんな星覚さんの、朝ごはんは『お粥、ごま塩、沢庵』。永平寺では基本的に365日、朝はこのメニュー。
お粥は、おなかに優しい、身体が元気になる、コストがかからない、作るのが簡単、飽きがこない、トッピングで様々な食べ方を楽しめる等々、シンプルながら朝ごはんとして必要な要素が全て備わっているもの。
星覚さんは、オートミールや雑穀で炊いたり、ヨーグルトやバナナ、ドライフルーツを加えて一味違ったおいしさを楽しんだりすることも。意外ですが、案外おいしいんだとか。
「お粥はシンプルな料理だけに、食べる人の身体と心を映します。味が物足りないと感じたら、調味料を加えるのは簡単ですが、自分の身体と心を顧みてみてください。何かをしながらでなく、ただ食べることだけにひたすら集中することで全く味が変わります」とのこと。
3人の朝時間、いかがでしたか?
あれもこれもこなす朝時間ではなく、眠る娘さんの姿を見つめたり、ノートを前に自分の心を整理したり、食事に集中して味わってみたり。短い時間でも、”目の前のことを味わうこと”、この過ごし方が、心を乱さず、心地よい朝を過ごすヒントかもしれませんね。