今日のカフェボンボンの本棚は、『美人のことば練習帖』。
ほんのり、ひとしお、おもはゆい、お力添え。ちょっと古風でしっとりとした言葉で思いを伝えたい。心ときめく素敵な言いまわしや表現を集めた一冊、新刊です。奥ゆかしい表現で真心を伝える言葉に出会えます。
『美人のことば練習帖』
著者:岩下宜子
出版社:三笠書房
美しい言葉には真心がこもっている。相手を大切に思っていれば、伝える言葉も自然とやさしいものになりますよね。
本書では人との関係を和らげる言葉、おもてなしの言葉、絶妙な感覚を表す言葉、季節感のある挨拶など、さまざまなシーンを彩る表現を紹介しています。
いつもよりていねいにお礼を伝えたいときは「ひとかたならぬ」や「お力添え」を。すごいと強調するなら「超◯◯」ではなく「ひとしお」や「いたく」と言ってみる。「えもいわれぬ」はここぞというときに使いたい。
奥ゆかしい言葉を使うと、心も自然におおらかになります。たおやかにしなやかに。日々心がけたいですね。
美人言葉の「朝時間」は、「お足元」という表現を。
お足元の悪いなか、お運びいただきまして。梅雨の季節に使いたい言葉です。
Love, まっこリ〜ナ
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