新茶でイライラ解消!?リラックス効果が高い「テアニン」

 

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5月2日:今日は「緑茶の日」

ウィルスを撃退するカテキンが多く、1日に5杯程飲むと脂肪燃焼効果を高めるといわれている緑茶。日常のなかでごく自然に飲まれていますが、実はダイエットや健康をさりげなくサポートしてくれているようです。

そんな緑茶の収穫は1年に4回。5月のこの時期に摘まれるものは1番茶(新茶)といわれ、栄養価が高いことから、昔は不老長寿の縁起物とされていたようです。

この1番茶には、”テアニン”という成分が多いため、さわやかな香りと甘味が特徴ですが、おいしさのほかにもカラダによい作用があるようです。

リラックス効果のあるテアニンで心穏やかな毎日を

みなさんは「テアニン」という言葉を、聞いたことがありますか?

お茶の成分といえば、脂肪燃焼効果がある「茶カテキン」が有名ですが、リラックス効果が高いといわれている「テアニン」も多く含まれています。

そのテアニンとは、お茶のうま味や甘味のもとになる成分で、烏龍茶や紅茶にも含まれていますが、新茶や収穫前に日陰で育てられる玉露やかぶせ茶にはテアニンがたっぷり!

一方、テアニンがふえると、渋みのもとになるカテキンは少なくなるため、旨みが一層引き立つことに。

そんなテアニンは、おいしさだけではなくカラダにも嬉しい効果が!

その1つがリラックス効果。テアニンは、ハッピーホルモンといわれるセロトニンやドーパミンの分泌を促して、リラックスしたときに現れるα波を長くだしてくれるため、気持ちが落ちついてイライラや不安を抑えてくれるんですって。

これは月経前症候群(PMS)や、ストレスによる過食を防ぐ効果もあるそうですよ。

また脳の興奮をおさえて神経を落ちつかせてくれるため、寝つきがよくなったり途中で目覚めることが減って快適な睡眠がとれたり、集中力や記憶力もアップするようです。仕事や勉強の途中には、1番茶をのむと作業が効率よくすすむかもしれません♪

そして、5月のこの時期は「八十八夜」ともいい、春から夏に移る節目の縁起のよい日。昔から、この日に摘んだたお茶を飲むと、1年間無病息災で元気に過ごせると言われています。

味も縁起も、そしてカラダにも最高の1番茶(新茶)。早いところではもう店頭に並んでいるようです。

空気が乾燥しているこの時期は、朝起きるとノドが渇いていることも多いもの。目覚めの1杯に新茶を味わってみるのもいいかもしれませんね♪

「緑茶の日」とは?

八十八夜は茶摘みの最盛期であることから、日本茶業中央会により制定された。八十八夜は年によって日が変わるので、5月2日(閏年は5月1日)に固定して実施している。

 

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Written by

小原由美子

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