本日よりカフェボンボンは「旅先で読みたい本」特集の特別メニュー。
GWの旅行のお供にぜひどうぞ。
第一弾は『星の王子さま』をお届けします。
『星の王子さま』
著者:アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ/訳:池澤夏樹
出版社:集英社
紺色の表紙カバーの真ん中には金髪の王子さま。この小さな本には生きることについての深いお話が書かれている。自分の体より少しだけ大きい星に住んでいた王子さまは、いくつもの星を訪ねたあと、地球の砂漠に降り立った。
なぜか気ぜわしい時にきまってこの本をめくりたくなる。無邪気な王子さまの星や旅の話に静かに耳を傾けていたいの。「みんなが探しているものはたった1本のバラやほんの少しの水の中に見つかるのに……」こんな言葉が心にしみます。
飛行士だったサンテグジュペリの遺した『星の王子さま』は、旅の途上と旅立ちの物語でもあると思う。
今年のカフェボンボンのテーマは「旅」。
旅行かばんの一番上にこの本を乗せて旅先に持っていきたい。
以前ご紹介したコミック版の『星の王子さま』もおすすめ! チャーミングでいたずらっ子な王子さまに出会えます。こちらの翻訳も池澤夏樹さんです。
***
こちらもどうぞ。
旅先で読みたい本②トーベ・ヤンソン短篇集
旅先で読みたい本③須賀敦子の名エッセイ
Love, まっこリ〜ナ