4月12日:今日は「パンの記念日」
香ばしいパンやコーヒーの香りが部屋いっぱいに漂う朝は、それだけで豊かな気持ちになる幸せのひとときですよね。
ところが、「ダイエットにはパンよりお米」と耳にして、大好きなパンの朝ごはんをガマンしてしまったこと…ありませんか?
たしかに、パンのほとんどは脂肪やお砂糖を使って作られていたり、バターやジャムをつけて食べるためにカロリーがアップしがち。でも、おいしくて食べごたえ満点の”ダイエット向きパン”もあるようですよ。
食べごたえも栄養も◎!ダイエット向きの「ベーグル」
「ダイエットにはパンよりお米がいい」とよく言われますが、どうしてそのように言われるのでしょう?
それは、パンには油脂や砂糖が使われているためカロリーが高くなるうえに、粉状の小麦粉は消化が早く、お腹がすきやすいことにあるようです。バターをつけたり、ソーセージのようなおかずを合わせることも多いため、全体のカロリーが高くなることも理由なのだとか。
このように言われると、ダイエット中はパン食を減らした方がいいように思いますが、油分や甘みが少ないパンを選び、あわせるおかずに気をつければ、ダイエット中でも安心してパン食を楽しむことができるのだそうです。
そんなときにオススメなのが、かみごたえのあるバケットやバタール。これらは卵や砂糖・バターを使わないため、糖質や脂質が少なくカロリーも少なめ。そしてもうひとつ、輪っかの形の「ベーグル」もダイエット向きのパンと言われています。
ちょっと意外ですが、ベーグルの主な材料は、小麦粉と水そして砂糖と塩少々。卵やバターを使わないので低カロリーなうえ、発酵後に「茹でてから焼く」ので食べごたえ満点のずっしり感。もっちりした食感なのでかむ回数が多く、満腹感も得やすいんですって。
またダイエットには、血糖値があがるスピード(GI価)も関係が深いといわれていますが、食パンよりもベーグルの方が低いGI値。GI値は低いほど腹持ちがよいため、おなかがすきやすいパンの欠点も、ベーグルならカバーしてくれそうですね。
全粒粉を使ったタイプなら、さらにダイエット向きに。
そのベーグルを、よりダイエット向きの食事にするには、フレッシュ野菜や油調理をしないサーモンや生ハム・蒸し鶏など、ヘルシーな具を挟むことがポイントに。
バターやソースの代わりにはチーズやアボカドなど、ビタミンやミネラルを含む”素材”を使うと、コクも栄養も◎ベーグルの味はとてもシンプルなので、フレッシュな素材がピッタリ!おいしさが引き立ちます。
そんなベーグル1個のカロリーは、プレーンのもので約200~300kcal(※大きいサイズのものや、フレーバーによっては、さらにカロリーが高い場合もあります)。6枚切の食パン1枚は約160kcalですが、バターやジャムをぬったりおかずを合わせることを考えると、ベーグルにメリットが多いことに納得!食べごたえがあるので、1個でも満足感が高いのも魅力です。これならダイエット中でも、パン食を楽しむことができそうですね。
ダイエットに限らずガマンは1番のタブーですが、素材の選び方や量に気をつければ、いろんなものを味わえることがほとんど。いろんなおいしいモノを上手にえらび、楽しみながら毎日を過ごせるといいですね♪
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「パンの記念日」とは?
パン食普及協議会により、1983年3月に制定された。天保年旧暦4月12日、伊豆韮山代官の江川太郎左衛門英龍が軍用携帯食糧として乾パンを作ったとされ、これが日本で初めて焼かれたパンだと言われている。