今日のカフェボンボンの本棚は、『思うとおりに歩めばいいのよ』。
「わたしが頑張れるのは、ガーデニングと山羊乳とガーリックのおかげよ」アメリカの絵本画家・園芸家のターシャ・テューダーが贈る珠玉の言葉集。花と緑あふれる美しい庭の写真も満載の文庫新刊です。
『思うとおりに歩めばいいのよ』
著者:ターシャ・テューダー/訳:食野雅子
出版社:KADOKAWA
山奥の農家で絵本作家の仕事をし、庭や動物たちを愛し慈しむ生活。ターシャは自然の光の中で絵を描き、日が落ちたあとは針仕事をするというナチュラルライフを送ってきました。
「価値のある良いことは、時間も手間もかかるもの」この言葉がターシャの生き方を表しています。
いつも心穏やかに見えるターシャでさえ、ふとした瞬間にこれまでの失敗や過ちを思い出すことがあるそうです。そんな時は考えるのを急いでやめてスイレンの花やガチョウのひなを思い浮かべるんですって。
ターシャ・テューダーの「朝時間」は、子どもたちに作るヒナギクの冠。
自由で率直な言葉からターシャの強さと大きな愛が伝わってきます。素晴らしい庭、四季折々の緑や花や動物たちを見ているだけで癒される本。心に彩りと静けさを取り戻せます。
朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>