今日のカフェボンボンの本棚は、『ディック・ブルーナ 夢を描き続ける力』。
60年以上もミッフィーを描き続けてきたわけは?ブルーナカラーはどんな意味があるの?ミッフィーの作者ディック・ブルーナさんの言葉が、夢を追い続けることの大切さを教えてくれます。
『ディック・ブルーナ 夢を描き続ける力』
著者:ディック・ブルーナ
出版社:KADOKAWA
ミッフィーの目は2つの点、口は1つのバッテン。たったそれだけ。でも、シンプルなものほど奥が深いもの。
1枚のミッフィーを描くのに100枚以上もスケッチをするそうです。子どもたちは口の形やひと粒の涙にミッフィーの気持ちを敏感に感じとって、嬉しくなったり悲しくなったりするのでしょうね。
「私の描く線は、心の震えです」シンプルな手描きの線にブルーナさんの真摯な思いが込められています。
「自分の中にいつまでも残っている小さな男の子」のために絵本をつくってきたというブルーナさん。この男の子の気持ちがミッフィーの物語を通して伝わってくる。大人になった読者の中に残る小さな男の子や女の子の心にも。
ねこの絵はあまり得意でないことや枠のある窓辺が好きなこと、そんな楽しい秘密も教えてくれる楽しい一冊です。
ラブ&ピースな一日を♥
Love, まっこリ〜ナ
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