今日のカフェボンボンは、心に残る言葉の本『アフォリズム』。
作家、ラジオのナビゲーターとして活躍するロバート・ハリスが世界中から集めた格言集。希望や力をくれる言葉を見つけたら、大切に心にしまっておきたい。いつでも取り出せるように。
『アフォリズム』
著者：ロバート・ハリス
出版社：サンクチュアリ出版
人生のさまざまな局面で何度も「言葉」に助けられ、勇気づけられてきたというハリスさん。長年に渡り、心にとまった言葉をノートブックに書き写してきたそうです。本書はその集大成といえるもの。ほとんどの言葉を自ら訳し、選りすぐりの525のアフォリズム（格言）を紹介しています。
“オレ達はみんなドブの中にいる。でもそこから星を眺めている奴らだっているんだ”
著者が最も好きだというオスカー・ワイルドの言葉は、シドニーで経営していた書店が倒産しそうになった時、友人が贈ってくれたそうです。どん底で出会い、苦難を乗り越える力をくれたひとこと。人生と言葉の強い結びつきを感じます。
ジョン・レノン、ボブ・ディラン、ヘミングウェイ、ウディ・アレン、ブコウスキー……。本や歌、映画からハリスさんが切り取った言葉は、インパクトがあって刺激的。強烈ってことは毒だってある。だけど、どの言葉にもやさしさが秘められているから、心をとらえて離さないのです。
世界を放浪したハリスさんのボヘミアンな生き方が“言葉選び”ににじみ出てる。それがこの本のいちばん素敵なところ！
今日の一句を選んでみました。こんな一日だったらいいな。
愛がすべてだよね。でもチョコレートがたまにあっても悪くないよね。（チャールズ・シュルツの『ピーナッツ』より）
Love, まっこリ〜ナ
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