今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『覚えておきたい 日本の美しい季節の言葉』。
暦の言葉、大和言葉、季語などから美しい季節の言葉を選んで紹介した本。今日は節分、明日は立春。春を待つ季節にぴったりの一冊をどうぞ。
『覚えておきたい 日本の美しい季節の言葉』
著者:日本の言葉研究所
出版社:大和書房
春の兆しを感じる時期を表す言葉は「春隣」。まだまだ寒いけれど、光や風にはもう春の色がうっすらとついている。春隣の甘い匂いに心がほっと緩みます。
桜狩り、花筏、蛍火、朝涼、遠花火、木の実降る、細雪。風流なイメージが浮かぶ言葉に、移ろう季節への繊細な感覚が呼び覚まされます。昔の人の暮らしに寄り添ってきた言葉に想いを馳せると、いまこの季節をなおさら大切に味わいたくなりますね。銀花、霜夜、枯木星といった、冬の凜とした言葉も私は好きです。
メールや手紙、一筆箋に添えて、相手の方へ季節を届けるのもおすすめです。
以前ご紹介したこちらの本もぜひどうぞ。
*『覚えておきたい 美しい大和言葉』
Love, まっこリ〜ナ
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