今日のカフェボンボンの本棚は、『覚えておきたい 美しい大和言葉』。
古人が残してくれた大和言葉を厳選した本。時・季節の言葉、装いの言葉、思いの言葉などのテーマに沿って、言葉の五感や響きを楽しめます。
自分の感覚にしっくりくる言葉を探して、日々の暮らしに取りいれてみてはいかがでしょう。
『覚えておきたい 美しい大和言葉』
著者:日本の言葉研究所
出版社:大和書房
いにしえの日本の暮らしに思いを馳せながら、声に出して読んでみる。
天つ日、朝まだき、思ひの色、ささらぐ、笑む。大和言葉はおっとりとやさしくて、文字そのものが暖かな光を放っているように感じます。
恋にまつわる言葉もいろいろ。恋心が募るのは恋草(こひぐさ)。心恋(うらごひ)は、心のなかで恋しく思うこと。思いを伝える言葉には、奥ゆかしい和の心が秘められています。
いまの時期に似合うのは「初立つ(うひだつ)」。巣立ちを意味する大和言葉、卒業シーズンにぴったりですね。
たおやかな言葉を使えば、表情やしぐさもゆったりと柔らかくなりそう。気に入った言葉を心にそっとメモしておきたい。そして、夜空を見あげて「今夜は星の林がきれいね」なんてつぶやいてみたい。
Love, まっこリ〜ナ
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