朝時間.jpと一緒に、朝の過ごし方や楽しみを発信してくださっている公式「朝美人アンバサダー」のひとり、インテリアコーディネーターのぱんさん。整理収納アドバイザーの資格もお持ちのぱんさんは、ご自身のブログで、快適に暮らすためのお部屋の収納、片付けのヒント、アイデアを発信されています。
今回は、そんなぱんさんが提唱する、おすすめの収納メソッド「片付けしないための収納」について、詳しくご紹介します!いますぐ簡単に実践できて、毎朝の時短にもすぐ役立ちそうな、とっておきの収納術とは?
「片付けをしないための収納」って?
よく、引き出しの中をきっちり仕切ったり、細かくラベルをつけたりするような、きちっとした収納術を、雑誌やブログなどでも見かけますよね。確かに、どこにものが入っているか分かりやすく、見た目も美しく、取り出すときもスムーズになる気がします。
でも、そのような、きっちりした収納を理想としてしまうと、まさに「今」、下の写真のように、お部屋が散らかっている人にとってはどうしてもハードルが高いもの。つい、とりかかるまでに時間がかかってしまい、そのうち、片付けできない自分にますます嫌悪感を抱いてしまう…そういう方が多いと思うんです。
そこで、私は、「範囲を決めて散らかす」という考え方をおすすめしています。これは、細かく区切って収納するのではなく、テーマごとにざっくりと場所をつくり、そこに収納する(=その場所の中に「散らかす」)という方法です。具体的な方法を、ご説明しますね。
片付けしない収納。その具体的な方法って?
「範囲を決めて散らかす収納」の方法は、とっても簡単。
まず、「メイク」「お出かけ」「掃除」など、自分の暮らしに合わせ、片付けたいものの「テーマ」を決めます。そして、浅い大きな引き出しやボックスに、そのテーマごとにものを入れます。
そのボックスの中は、下の写真のように、きれいに並べたり、仕切ったりはしません。それらのボックスをあけて、あれこれ使い、使い終わったら、ボックスに放り込んでフタをします。それだけ。
とりあえず「この中に必ずある」状態をつくる、というのがとっても大切なポイントです。それだけで収納としては十分で、お部屋はぐんとすっきりとします。
ちなみに、私は、「メイクグッズ」「お出かけグッズ」「湯上りボディケアグッズ」「文房具」などいうテーマで、ボックスを用意していますよ。ご自身のライフスタイルにあわせて、あまり細かすぎないテーマを区切って、ぜひ試してみてください。
朝の片付け時間「0分」を叶える「物の持ち方」
さて、収納をすっきりさせようと思ったとき、そのやり方とともに大切なのが、物の持ち方です。私は、「収納に合わせて物をもつ」という考え方をおすすめしています。
「物が多いから、きっちり畳んで、分けて収納する」、と考えてしまうと、先に紹介した「細かく区切った収納」と同じようになかなか続きません。
そこで、きっちりした収納の必要がなくなるように、「物の量」そのものを調整するほうが、きれいな部屋を、しかも簡単に維持出来ると思うのです。
そうすると、例えば、ベッドの下や家具の隙間に物を収納する必要がなくなるため、お掃除もとても楽になるというメリットもありますよ。
私が毎朝やるお掃除は、棚の小物をはたきではたいて、床のワイパーがけ、カーペットのコロコロがけ、という、たった10分の簡単なものです。片付けにかける時間は、0分です。
細かい収納や片付けがいらないだけの物しか持たないようにしているから、朝の時間もすっきり、余裕を持って、気持ちよく過ごせています。
「片付け」のかわりにおすすめしたい、朝時間の使い方
私が、朝の10分掃除が終わったら、ゆっくりお茶を飲みながら、理想のお部屋や、そのお部屋でどう過ごしたいか、それを紙に書くようにしています。
これが、わくわくするのはもちろんですが、さらに「余計なものを買いそうになるのをストップ」してくれます。
皆さん、収納のハードルをぐっと下げてみませんか。
- きちっと片付けないざっくり収納術
- 収納に合わせた物も持ち方
- 理想のお部屋をイメージする時間を持つ
この3つのポイントを実践して、すっきり収納とともに、もっとハッピーな朝時間を手に入れてくださいね。
公式朝美人アンバサダー ぱんさんプロフィール
インテリアコーディネーター・整理収納アドバイザー。お気に入りの朝の過ごし方は、ヨガ、英語学習、読書、資格取得のための勉強、お菓子作り、半身浴、好物の抹茶スイーツでゆったりティータイム。
はやく起きた日には、朝読書や、いつもより手をかけた朝食作りをたのしむ。
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