3月24日:今日は「ホスピタリティ・デー」
大切な人への気遣いや心配りのおもてなし(ホスピタリティ)。東京オリンピックの滝川クリステルさんのプレゼンでも有名な”おもてなし”の心は、平安、室町時代の茶の湯からはじまったとされ、世界から注目される日本の文化でもあるようです。
そんな”おもてなし”で幸せな気分になってもらうには、まず自分へのおもてなしができていることも大切ですよね。
そこで手軽にできる自分への思いやりとしてオススメなのが、睡眠中の”枕の向き”を意識すること。縁起が良くないと言われている向きは、実は私たち日本人にとってベストな方位かもしれないそうですよ!
北半球での”眠り”は、北枕がベスト!?
みなさんは眠るとき、枕の向きを気にしていますか?
聞くところによると、眠っている間は、カラダのなかの”気”の入れかえをして、エネルギーを充電しているのだとか。そして、悪い気を浄化してよい気を取りこんでいるこのとき、頭がどの向きにあるかで運気が変わってくるんですって!
たとえば「縁起が悪い」といわれる北枕は、じつはグッスリ眠ることができたり、疲労回復効果やスッキリ目覚める作用、そして金運アップにもいいのだとか。
そのわけは、日本は北半球にあるため、”気”が北→南の方向へ流れることにあるようです。気が入ってくる北に頭を向けて眠ることで、カラダのなかを”気”がスムーズに流れるのですね。
”頭寒足熱”とはよく言われていることですが、北枕はこの言葉にもピッタリ。昔の人の知恵ってすばらしいですね…!
また、目的別に枕の向きを決めるなら、このような選び方も。
朝なかなか起きることができなかったり、ヤル気がでない…という場合は、太陽が昇ってくる東に頭を向けて眠るといいそうです。これは、エネルギーの象徴である太陽に頭を向けることで、仕事運や元気にいられるパワー(気)をとり入れることができるため。
また、ゆっくり休みたいときや満足感のある運気を取り入れたいときに、オススメなのが西枕。落ちつきを得られる西方位に頭を向けると、熟睡できたり、恋愛運や金運を安定させる効果があるのだとか。ただし東と反対の意味をもつので、ヤル気が出なくなってしまうことも。疲れてぐっすり眠りたいときだけ西向きにするといいかもしれません。
いっぽう、西はお金・遊び・恋愛・食べ物と関係がふかい方位なので、飲食関係や接客業の人にはいい作用がでることもあるようです。
そして、北枕と反対の作用をもつ南枕は、エネルギーに溢れる方位のため、ぐっすり眠ることは期待しにくいようです。しかし直観力や知性をアップする効果があるので、人気を必要とする職業やインスピレーションが必要な芸術家には向いているのだとか。アーティストの方は、南枕が吉かも!?
でもそうはいっても、お部屋の都合やベットの向きを変えることができなかったり、理想の向きにできないこともありますよね。
そんなときは枕カバーやシーツを、北は白・東は赤・南は緑・西は黄色というように、欲しい運気にあわせた方位のカラーをとり入れるといいんですって。この方法なら、手軽にできそう!
今はちょうど季節の変わりめの時期。冬物からベットのファブリックをチェンジして、睡眠中の自分におもてなしをするのもいいかもしれませんね♪
熟睡のコツは”寝姿”にあり!
慣れない姿勢で寝た日は、寝苦しかったり目覚めたあとも疲れが残っていたりしますが、自分にあった姿勢で眠るとぐっすり眠れて目覚めもスッキリ!眠るときの姿勢は、熟睡のポイントになるようです。
「ホスピタリティ・デー」とは?
思いやりのある社会を築く為に、ホスピタリティを意識的に実践する日として、1994年日本ホスピタリティ研究会により制定された。