今日のカフェボンボンは、『ボブという名のストリート・キャット』。
ロンドンのホームレスの青年と野良猫ボブの物語。世界中で大人気のノンフィクションです。
『ボブという名のストリート・キャット』
著者:ジェームズ・ボーエン/訳:服部京子
出版社:辰巳出版
身も心も傷ついた者同士の出会いだった。野良猫のボブはやせ細って哀しげに鳴いていたし、ホームレスのジェームズはヘロイン中毒の治療中。そしてお互いひとりぼっち。
ふたりはいつしか深く心を通い合わせるようになり、小さな仲間がジェームズの生き方を大きく変えていく……。
虚飾や物欲に惑わされずシンプルに生きていると、自分にとって本当に大切なものが見えてくる。
ジェームズにとってそれは、ボブ。ボブが寄せる信頼の証は、ジェームズの肩の上に乗ること。だって、世界でいちばん好きな場所だから。
大切な誰かと出会えたらきっと心は通じる。ジェームズとボブのようにね。そう信じたくなる一冊です。
よい週末を。
Love, まっこリ〜ナ