2月13日:今日は「苗字制定記念日」
苗字を名乗るようになった今日の記念日。全国には多くの苗字がありますが、”料理谷さん”は国内に数人といわれる珍しい苗字のようです。
ところで「料理」にも名前がありますが、いつも食べている料理名にどんなルーツがあるのか…ちょっと気になりませんか?
シェフや素材がルーツ!サラダの名前いろいろ
日頃よく食べる「サラダ」ですが、一口にサラダといっても種類はいろいろ。それぞれにも”名前”がありますが、それはどんなルーツからきているのでしょう?
大雑把なカテゴリーである”サラダ”にも由来があるとは意外ですが、「サラダ」はラテン語の塩(サル)が由来になっているそうです。昔のローマやギリシャでは、生野菜に塩をかけて食べたり、野菜を塩漬けにして保存していたことから、塩づけ野菜をサラダというようになったのだとか。
そしてケンタッキーフライドチキンやコンビニでもおなじみ、千切りのキャベツをドレッシングで和えたコールスローサラダ。これはオランダ語でキャベツをコール、サラダをサラということから。組みあわせると「キャベツサラダ」。なんともシンプルなネーミングですね。
お次は、レタスにパルメザンチーズがアクセントとなるシーザーサラダ。こちらはメキシコのレストランのオーナー「シーザー・カルディニ」さんの名前からつけたんですって。
きっかけは、アメリカの独立記念日の夜、レストランの食材が足りなくなったときに、ありあわせの材料でこのサラダを作ったことだったよう。その後そのサラダはあっという間に人気になり、今も多くの人に愛されているという、ステキなストーリー。
最後は、1口大にカットした、カラフルで具だくさんのコブサラダ。これはカルフォルニアのレストランのオーナーシェフであるボブ・コブ氏が、こちらも、ありあわせの材料で作った「まかないサラダ」が由来といわれています。レタスやハム・ゆで卵…ありあわせの野菜などを一口サイズに切ったら、彩りよく盛りつけるだけでゴージャスに見栄えするコブサラダ。栄養満点でダイエット中にもピッタリですね。
ちなみにおせんべいの「サラダ味」。これは戦後の日本で、野菜をたべるときにサラダ油と塩をまぜてかけていたことから、”サラダ油を使っている”という意味でつかわれるようになった、フレーバーをあらわす言葉のようです。
ほかにも、料理名はその料理ができたときの背景や、素材が由来になっていることが多いよう。ささやかなことですが、ルーツを知ると親しみがわいて今まで以上においしくいただけそうですね。朝食でもおなじみのサラダ。今朝は茹でたて熱々のホットサラダをほおばろうかな♪
冬の朝はホットがいいね!大人気「ホットサラダ」レシピ5選
食事代わりにそのまま食べられる「お食事サラダ」やごはんに合う「おかずサラダ」など、野菜をしっかり加熱して食べるあったかサラダのレシピを集めてみました♪どれもとってもヘルシーで簡単なので、冷蔵庫の食材を使って試してみてくださいね!
「苗字制定記念日」とは?
1875年の今日、明治政府が「平民苗字必称義務令」を布告し、すべての国民に姓を名乗ることを義務づけたことに由来する。