お正月に食べたいNo.1!古今東西のいろんな「お雑煮」

 

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12月30日:今日は「味噌の日」

お味噌汁や調味料として日本人が大好きな味噌。日常で使うことはモチロン、お正月にお味噌仕立てのお雑煮をいただく地域もあるようです。あと2日でお正月。みなさんはどんなお雑煮をいただきますか?

古今東西、バリエーション豊かな伝統の味

お雑煮は、四角や丸のおもちに、醤油味や白みそ仕立ての汁、具材も地域ごとにオリジナリティにあふれています。一般的に、東日本では四角いお餅を焼いたもの西日本では丸もちが多く、境いめの地域は両方が混在し、家によって異なるようです。

味付けでは、関東より東はしゅうゆ味、関西は白みそ仕立てが多いようですが、近畿や四国ではしょうゆ味のところもあり、だしや味つけにもさまざまな特色が。

具材もバラエティ豊かで、新潟や北海道などではイクラ、広島では牡蠣というように、その地域の特産物を入れることが多いようです。

ちょっと珍しいところではスイーツのようなお雑煮もあり、宮城ではお雑煮とあんこ餅を一緒に食べる習慣があるほか、お雑煮のお餅に甘いきなこをつけて食べる奈良ぜんざいのような小豆雑煮を食べる鳥取、そして、大根や人参などをいれた白味噌仕立てのお汁にあん餅をいれたあまじょっぱいお雑煮の香川など、スイーツ好きにはうらやましい地域も。

ちなみに沖縄ではお雑煮を食べる文化はなく、豚のモツをかつおダシで煮込んだ”中身汁”というものをいただくようです。琉球文化は、今でもしっかり受けつがれているのですね。

お雑煮は元日から3日に食べることが多いですが、毎日1個づつもちの数をふやすと「食い上げる」といって縁起がいいとされるほか、関東風のお雑煮のばあい、青菜を持ちあげて食べると、「名を上げる」という縁起かつぎになるのだとか。

お正月にはおいしいお雑煮を頂いて、縁起のいい1年をスタートできるといいですね♪

「味噌の日」とは?

みそ(三十)の語呂合せから、1982年9月に全国味噌工業協同組合連合会が毎月30日を味噌の日と制定した。

 

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Written by

小原由美子

シンプルに毎日を過ごしています。外国や日本の文化に触れているとき、美しい景色を見つけたときが、Happy!

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