今日のカフェボンボンは、『しめかざり』

お正月に家の玄関などに飾るしめかざりの絵本。しめかざりの作り方や飾り方、地域による違いなどを、わかりやすい絵とともに紹介します。

20131226

しめかざり
文・絵:森須磨子
出版社:福音館書店

家の門や玄関にしめかざりを飾ると、「さあ、お正月の準備が整った」と気持ちがあらたまりますよね。

しめかざりとは、新しい年の幸せを願って、家に「年神様」をお迎えするためのもの。ワラで作られたしめかざりには、昔の人のお米の豊作への祈りが込められています。

その形や作り方は、地域や作り手によってさまざま。鶴や亀、馬やしゃくしなど、縁起がよいものをかたどったしめかざりも。ワラを左になうことにも、特別な意味があります。

しめかざりの「朝時間」は、ウラジロの葉の飾り。葉の裏の白さが心の清らかさを表すそうです。

本書を読むと、しめかざりを見る目が変わります。いつもしめかざりをするけれど、じっくり眺めたことがないという方もぜひどうぞ!

Love, まっこリ〜ナ

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
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まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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