今日のカフェボンボンは、『しめかざり』。
お正月に家の玄関などに飾るしめかざりの絵本。しめかざりの作り方や飾り方、地域による違いなどを、わかりやすい絵とともに紹介します。
『しめかざり』
文・絵:森須磨子
出版社:福音館書店
家の門や玄関にしめかざりを飾ると、「さあ、お正月の準備が整った」と気持ちがあらたまりますよね。
しめかざりとは、新しい年の幸せを願って、家に「年神様」をお迎えするためのもの。ワラで作られたしめかざりには、昔の人のお米の豊作への祈りが込められています。
その形や作り方は、地域や作り手によってさまざま。鶴や亀、馬やしゃくしなど、縁起がよいものをかたどったしめかざりも。ワラを左になうことにも、特別な意味があります。
しめかざりの「朝時間」は、ウラジロの葉の飾り。葉の裏の白さが心の清らかさを表すそうです。
本書を読むと、しめかざりを見る目が変わります。いつもしめかざりをするけれど、じっくり眺めたことがないという方もぜひどうぞ!
Love, まっこリ〜ナ
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/
朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>