先週は「冷凍うどん」で“蒸し焼きテク”を使った短時間で出来る焼きうどんのレシピでしたが、今週も“蒸し焼きテク”。この調理方法は時短だけでなく素材の旨みを美味しくしてくれるので、大好きなんです。
▶先週はこちら→使わないのはもったいない!「冷凍うどん」で10分蒸し焼きうどん♪
蒸し焼きとは、少量の水分か素材の水分だけで蒸すように加熱する方法です。つまり無水調理なんですが、実は専用の鍋が無くても野菜ならばフライパンで出来るんです。かといって難しいテクニックがいるわけではなく、要は野菜をフライパンに入れて蓋をして弱火にかけてじーっと待つだけ。
なんとも地味な調理方法ですが、待っていれば素材が勝手に美味しくなってくれるという感じ。水分を入れない分、どこにもうまみが逃げ出さないので味が凝縮されるんです。
半熟の黄身はパンですくって召し上がれ♪
今回のレシピはオリーブオイル蒸し。材料にオリーブオイルを少量まぜて蒸し煮にします。油を使う分さらに短時で、うまみも引き出しやすくなるのが良いところ。
作り方は、野菜を切ったそばからフライパンに入れて、オリーブオイルと塩をまぶしてから蓋をして弱火に掛けます。
野菜は5分もあればだいたい火が通るので、ほんと朝におすすめ!卵も一緒に蒸し煮にするから、野菜のオリーブオイル蒸しと半熟卵が一気に作れてさらに朝食に便利です♪
<レシピ>たっぷり野菜と卵のオリーブオイル蒸し
材料: 1~2人分 調理時間:10分
- キャベツ 2枚(約100g)
- にんじん 1/4本(約50g)
- いんげん 6本(約50g)
- オリーブオイル 小さじ2
- 塩 小さじ1/4
- 卵 1個
- 黒こしょう 少々
- バゲット 薄切り適量
作り方:
- キャベツは4㎝角、にんじんは1㎝幅の短冊、いんげんは3㎝長さに切ってフライパンに入れる。バゲットはオーブントースターで軽く焼いておく。
- オリーブオイルと塩を回しかけて全体にからまるように混ぜ、蓋をして弱火で2~3分加熱する。
- 混ぜ合わせて8割がた火が通ってたら、野菜をくぼませて卵を落としいれ、蓋を戻して3分、卵が半熟になるまで加熱して胡椒をふり、バゲットを添える。
今までブログでご紹介してきたオリーブ蒸しの朝ごはんはこんな感じ♪
2014年10月8日の朝ごはん。調理時間8分
しいたけとブロッコリーのオリーブオイル蒸し、焼きトマト、目玉焼き、ブリオッシュ、いちごジャム入りヨーグルト。
ブロッコリーはレンジでさっと1分ほど加熱してからオリーブオイル蒸しに。時間のかかる根菜類なども一度レンジ加熱で6割くらい火を通す必要があります。にんじんやじゃがいも、かぼちゃは薄切りにすればOK。目玉焼きが崩れてるのは気付かなかったことにしてください^^;
2014年10月19日の朝ごはん。調理時間10分
野菜のオリーブオイル蒸しに落とし卵、いちじくとヨーグルト。
レシピと同じオリーブオイル蒸し。ワンプレートにするとこんなにボリュームたっぷりです。これ以外の料理はいらないので時短簡単朝ごはん。そして野菜が朝から200gとれちゃいます。1日の野菜の摂取目標が350gなので朝だけで半分以上!優秀な朝ごはんメニューです。
2014年11月14日の朝ごはん。調理時間9分
じゃがいもとキャベツとマッシュルームと玉ねぎとソーセージのオリーブオイル蒸し、目玉焼き、パン焼き人とマクロビーナスのクスクスパン。
オリーブオイル蒸しに粒マスタードを添えています。マスタードって日本のしょう油ばりにあれこれつけて美味しいんですよ。じゃがいもは火が通りにくいので薄切りにしています。
蒸し焼きを味方につければ時短朝ごはんのバリエーションが広がります。もちろんランチでも良いので、ぜひぜひチャレンジしてみてくださいね。