先週の記事でご紹介した朝ごはんにおすすめの食材「冷凍うどん」。
→使わないのはもったいない!おすすめ朝ごはん食材「冷凍うどん」♪
今週はそれを使って短時間で出来上がる‘蒸し焼き’うどんのレシピです。
焼きうどんというと、通常はフライパンで炒めて作ると思いますが、このレシピは炒めません。‘蒸し焼き’ですから。
この蒸し焼きという調理方法は、大概炒めたり煮たりするよりずっと短時間で出来上がります。
それは、蓋をして水蒸気を閉じ込めてその熱を利用するから。炒めものの場合は水分を飛ばすので材料から出る水分の熱は利用しませんし、煮る場合は水分を温めるまでに時間がかかります。そういうわけで理論的にも短時間でできる調理方法というわけなんです。
作り方は、フライパンに凍ったままのうどんを置いて、その上に具をのせてお酒をさっと回しかけたら蓋をして中火で5分。蓋をあけて具に火が通っていたら調味料を加えて炒め合わせれば出来上がり!
ずっとフライパンに付き添ってなくていいのでその間にサラダを作ったり、洗物したり。炒めないから油も仕上げにちょっと加えるだけでOK。うどんがなべ底にくっつかないようにと、ついつい油っこくなりがちな焼きうどんも朝にピッタリなさっぱり仕上げになります。
蒸し焼きうどん
材料:1人分 調理時間:10分
キャベツ 1枚
玉ねぎ 1/4個
にんじん 20g
豚ばら薄切り肉 50g
冷凍うどん 1人分
酒 大さじ2
A砂糖 小さじ1
Aしょう油 大さじ1
Aごま油 小さじ1/2
作り方:
1、キャベツは一口大、玉ねぎは1㎝幅のくし切りにする。にんじんは1㎝幅の短冊、豚ばら肉は5㎝ほどに切る。
2、フライパンに凍ったままのうどんを置いてその上に玉ねぎ、にんじん、豚肉、キャベツの順に重ねたら、酒を回しかけて蓋をして中火で5分加熱する。
3、蓋をあけて具に火が通っていたらAを上から順番にかけて混ぜ合わせて出来上がり!
※フライパンはフッ素樹脂加工の深型24㎝のものを使用しています。
レシピは基本のしょう油味ですがアレンジも♪
2月23日の朝ごはん。調理時間6分。みそ味の蒸し焼きうどん。
前日の晩ごはんの炒めものを使って、みそ味の蒸し焼きうどん。しょう油の代わりに、みそ大さじ1を水小さじ1ほどでゆるめて加えます。みそによって塩気が変わるので、最初は味を見ながら試してください。
4月3日の朝ごはん。調理時間9分。カレー焼きうどん
具は玉ねぎ、ピーマン、パプリカ。仕上げにキーマカレーを大さじ3ほどしょう油の代わりに加えて炒め合わせます。ちょこっと残っちゃったカレーでも。味が足りないときはおしょう油をプラスすればOK。塩よりもこれにはしょう油が合うと思います。
他にしょう油をオイスターソースにしたらちょっと中華風に、ナンプラーにすればパッタイ風に。ケチャップ味でナポリタン、なんていうのもいいですね~。
コツは、蓋をしょっちゅう開けないこと(せっかくの水蒸気が逃げるので心配でもちょっとガマン!)と、具はなるべくうどんの上にこんもり具をのせること。そして火加減は強すぎず弱すぎず、中火です。
そうすれば短時間で出来て野菜もしっかりとれて、手間なし調理の焼きうどんの完成♪
この作り方、ぜひぜひ試してみて!