10月4日:今日は「徒歩の日」
ココロとカラダにうれしい効果があるといわれ、歩くことが注目されている最近。道具を使うこともなく、仕事や家事のなかに自然と取り入れることのできる手軽さも、歩くことの魅力ですね。そのようなことから、外出時もなるべく歩く人が増えているようですが、このとき正しい歩き方をちょっと意識するだけで、歩く姿がモデルさんのように美しくなり、うれしい効果もさらにあがるようなんです。
丹田を意識してしっかりインナーマッスルを鍛える
ふだん歩くときに姿勢って気にしていますか?街中のショーウィンドウや鏡にふと映った自分の姿勢に、ちょっぴり反省することもあるのではないでしょうか。女性はとくに、ヒールを履いていたり荷物を肩にかけることで体の重心がかたよりやすくなるようですが、姿勢って意外とみられているもの。正しい歩き方でグッと魅力的に見えるようには、次のように意識して歩くといいそうです。
まず姿勢ですが、壁に背中をつけてかかと・お尻・肩・頭が付くように立ちます。頭は上から引っ張られているイメージで。つぎに歩くときですが、肩は左右に揺れないように、膝のうら側を伸ばすことを意識しながら、腰を前にだすように進みます。このとき、つま先を正面に向けて平均台を歩くイメージでかかとから着地することを意識すると、ヒザがまっすぐ伸びる歩き方になります。
ただし、ハイヒールを履いている場合は重心がかわるため、土踏まずから着地するといいそうです。目線は少し上げぎみに、4~5m先をみるようにします。
そしてもう1つ重要なポイントは、おへそから約10cm下の丹田といわれる場所にグッと力をいれること。カラダのエネルギーの中心である丹田を締めると、姿勢が整うとともにお腹のインナーマッスルが鍛えられ、歩くことの効果が数倍アップするといわれています。アメリカなどでは丹田をコアマッスルといい、ピラティスなどではとくに重要視されているようです。インナーマッスルが鍛えられるとポッコリお腹の解消にもつながるそうですよ。
カラダが歩きかたを記憶する基準は2,000~3,000歩といわれ、たとえば身長160cmのばあい1.8km歩くとで約3000歩になります。これを時間に直すと30分弱。おもいのほか少ない時間でクリアできそうです。正しい姿勢で歩くことは、内臓の働きをよくしたり足腰の負担を少なくすることにもつながるので、すこし意識して歩いてみるといいかもしれないですね。
朝の足指1分トレーニングでハイヒールもラクラク
ダイエットや健康のため、ひと駅分多く歩きたいけど、ハイヒールで足が痛い…そういうときってありますよね。ヒールを履いて踊るのが仕事のダンサーによると、ヒールでも楽に歩くためには、足指の筋力を鍛えることが効果があるのだそう。毎朝簡単にできる、足指の筋力をつけるための方法をご紹介します!
「徒歩の日」とは?
「と(10)ふぉ(four)」の語呂合せから、宮崎市の「徒歩を楽しむ会」代表・貞原信義氏が制定した。