9月20日:今日は「空の日」
透明度がますことから「秋の空は高い」といわれますが、秋の空は本当に気持ちのいいものですよね。気温や湿度が下がるために過ごしやすい季節になりますが、肌は汗をかいても蒸発しやすく乾燥しやすい状態になるそうです。そのような乾燥している場所で日常的に過ごしているのがキャビンアテンダントですが、機内で長時間すごすキャビンアテンダントの方は、どのように肌を乾燥から守っているのでしょう?
驚くほどシンプルなCAの保湿ケアは見習うべし!
秋の湿度は約50~60%くらいですが、飛行機の中は湿度20%以下というとても乾燥した状態。この中で長時間すごしながらも美肌をキープしているCAの方は、まず内側からの水分補給をしっかり行っているのだそうです。カラダの水分は呼吸するだけで失われていくため、10時間程度のフライトの場合で1リットル以上の水をこまめに補給するのだとか。このときカフェインが含まれているものは体内の水分をうばい冷たいものは体を冷やすので、常温やぬるま湯をのむことを心がけているのだそうです。
つぎに外側からのケアですが、これは濡れたおしぼりを広げて近くにおいたり、マスクの中に濡らしたガーゼを入れるという、とてもシンプルな方法で対応しているのだとか。家やホテルなら濡れたバスタオルをハンガーにかけておくなど、身近なシーンにも応用できることですね。眠るときは、水を入れたコップを枕元に置くだけでも湿度が上がるそうですよ。
そして最後に肌へのアプローチ。肌への保湿で大切なことは、水分で潤いを与えてから油分でフタをすることですが、ウルトラ乾燥肌の方にオススメなのが蒸しタオル+全顔アイクリームのワザ。肌を柔らかくして水分を補う蒸しタオルと保湿効果の高いアイクリームを使うことで、グッと効果が上がるのだそうです。とはいえ乾燥対策はカラダの内側と空気の湿度をできるだけ上げることで効果を発揮することは、覚えておきたいポイントですね。また肌への水分補給でスプレーをかける場合は、蒸発と同時に肌の水分をうばう水ではなく、保湿効果のある化粧水をスプレーすることが大切なんですって。
身だしなみもしぐさも美しいキャビンアテンダントの方が、飛行機という限られた中で身近にあるもので実践しているスキンケア方法はとても説得力があるもの。肌が乾燥するとバリア機能が低下して感染症にかかりやすくかゆみから悪化させてしまうこともあるので、シンプルなお手入れをしっかりおこなうことで肌湿度を保つようにこころがけたいものですね。
「空の日」とは?
1940年に「航空の日」として制定。戦争中は中断されていたが、1953年に復活。運輸省(現在の国土交通省)航空局が1992年に「空の日」改称した。