8月27日:今日は「男はつらいよの日」
「男が女に惚れるのに 歳なんかあるかい。」などの名ゼリフで、元気と勇気を与えてくれた寅さん。その名言をテーマにした交通広告は、若者をはじめ幅広い層から反響があり、ついには1冊の本になったほど。天真爛漫だけど優しいところが、慕われる秘訣なんでしょうね。
寅さんといえば、映画「男はつらいよ」。一般的には強いイメージがある男性ですが、このタイトルのように、表には出さないつらいこともあるようなんです。それって…ちょっと気になりませんか?
男女の脳のつくりの違いを理解してリスペクトする
男性はホルモンバランスの崩れが少なかったり、体力的にも強いと思いがちですが、物事をズバリと言われると傷つきやすいなど、心はとてもデリケートなようです。男女のケンカは、変化に気づきやすい女性と、言われないと気付かない男性のギャップによることが多いそうですが、これは言葉能力のある左脳が発達している女性と、感情を読み取ることが苦手な男性脳との、作りのちがいによるものなんだとか。よく、ヘアスタイルを変えたことに男性が気づかないということがありますが、これも細かい変化に気づくことが苦手な男性脳の特徴によるもの。そんなとき、女性はつい思ったこと言ってしまうことがありますが、うまく言葉を選ぶことのできない男性は、言いたいことを胸にしまったまま、心で泣いていることもあるのだそうです。
自分と相手は同じことができるわけではなく、なにげない言葉で心を傷つけていることもあるのですね。脳のつくりの違いを理解して、「男はつらいよ…」そんな心の叫びに耳を傾けることができたら、お互いリスペクトしてうまく付き合っていけるのかもしれませんね。
また、男性にも更年期障害があるそうで、疲れていたり体調がすぐれないことが続く場合は、ちょっと気にかけることができる思いやりをもっていられたらいいですね。
男女の違いを楽しみながら理解できる、恋愛考察エッセイ
男と女はわかりあえるの、あえないの?朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』で紹介されている『異性』は、人気作家の角田光代さんと人気歌人の穂村弘さんが、恋愛考察を交互に繰り広げるエッセイ。女子には理解しづらい男性の行動や考え方を、楽しみながら知ることができる、おすすめの1冊です!
「男はつらいよの日」とは?
1969年のこの日、山田洋次監督・渥美清主演の映画『男はつらいよ』シリーズの第1作が公開された。以来48作にも及ぶ、世界最長の長編シリーズとなった。