『バスタイム』
「どんな香りに染まろうかしら」
「スッキリ爽やかな感じかな?」
「それとも甘くて大人な感じかしら」
朝の限られた時間にも関わらず、なぜかウキウキした気持ちに自分を持っていけるのは、1日の始まりを決めるこの時だからこそ。1日の終わりのバスタイムもそれはそれで至福だけど、まだ薄暗い物静かな貴重な時間は誰にも邪魔されたくないスペシャルタイム。
シャンプーやトリートメントを変えてみたり、ボディーソープの香りをいつもと違ったものにしてみたり、入浴する時間のある時は、バスソルトやバスオイルの香りにこだわっても楽しいですね。
夏の汗ばむ時期には、スッとするミントの香りのシャンプーで地肌までスッキリさせて毎朝出勤!なんていうのも気持ちのよいものです。
でもそれより何より是非おすすめしたいのが、香りで楽しむだけでなく「色」で楽しむこと。嗅覚を研ぎ澄ますのと同時に、視覚に意識する集中させることで、寝ぼけた頭もじわじわと起きてきます。
たとえばこんな色の楽しみ方はどうでしょう。ボディタオルやボディブラシ、さらには湯上がり後のバスタオルの色を朝限定で1色用意します。何色にするかは、自分が朝包まれたい色、心地よいと思う色が良いでしょう。これが習慣になってくれば、ベッドで目覚めたその時からバスタイムの色が頭を過るようになり、いつの間にか朝の色が小さな楽しみになってきます。朝限定の色で体を洗い、朝限定の色でほんのり香るからだを優しく包んであげる……。なんて贅沢な朝時間。
憧れるけど時間がない!という人は、朝の色を楽しむために、睡眠時間をまずは30分早めてみて下さい。色を楽しむために、少しずつ時間の使い方を変えてみてはいかがでしょうか?