『鏡と私』
オンの日もオフの日も、ベッドから出て向かう場所と言えばやっぱりパウダールーム。夜更かしで目が腫れている時も、飲み過ぎて浮腫んでいる時も、緊張で眠りの浅い時も、早寝早起きで スッキリしている時も、朝顔を洗う習慣は誰にも必ずやってきます。そしてその後、 嫌でもご対面してしまうのが、鏡に映るすっぴんの自分です。
正直なところ、起きたての自分の顔を覗きこむのは結構勇気がいるもの。中には化粧する時以外はなるべく自分を見たくないという理由から、鏡が部屋にないという人もいるくらいです。
鏡にうつる朝の顔は、紛れも無い素の自分。
鏡というのは、今の自分の色を包み隠さず見せてくれる唯一の道具。周囲から「キレイだね」「可愛いね」「若返ったね」「オシャレだね」といった嬉しい褒め言葉を投げかけられたとしても、それはあくまで他人があなたを見て思った一時的な感情です。
昼間の顔は化粧をした別の顔。本来の素の自分ではありません。
顔色が良い悪いと言うように、自分の顔にはいろんな「色」があります。中でも化粧前の「朝の顔色」は、自分の幸せバロメーター。目の下のクマ加減、髪の色、シミ・そばかすの色、肌全体の色など、今自分がどんな状態かを200%教えてくれる最高の健康グッズなのです。
鏡から目を背けてる人は、自分の本当の顔色を知りません。自分の色がどんな色をしているか、ステキに輝く大人ならきちんと熟知していることでしょう。
毎朝心地よくスタートするためにも、自分の「朝色」と常に対話をしていきたいものです。