今日のカフェボンボンの本棚は、新刊『グッド・ガール』。
若く美しい娘の誘拐事件をめぐる犯罪サスペンス小説。全米で話題を呼んだ、注目の“ガール”ミステリーです。
『グッド・ガール』
著者:メアリー・クピカ/訳:小林玲子
出版社:小学館
主人公のミアは、25歳の誕生日直前に失踪。数ヶ月後に帰ってくるも記憶を失くしていた。シカゴの裕福な家庭に育ち、美術教師として熱心に働いていたミア。彼女はある男に連れ去られ、森の奥深いキャビンに監禁されていた……。
何がおきたの? ここはどこ?
彼女は自分はミアではないという。
「わたしの名前はクロエよ」
ミアはなぜクロエと名乗ったのか。
これは驚愕の真相への伏線なのか。
キャビンでの過酷な日々にあって、際立つミアの美しさと繊細さが印象的です。
雨もようの日は、クールなミステリーを読みたい気分。植草甚一さんのブックガイド『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』。この本のタイトルが好きだからかもしれません。
若い女性が主人公の犯罪小説、こちらもおすすめです!
*『ナオミとカナコ』(奥田英朗/幻冬舎)
ミステリーで始める朝、過ごしてみませんか。
Love, まっこリ〜ナ
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/author/14/