今日のカフェボンボンは、新刊ムック『ホネホネ博物館』。
ほ乳類、鳥類、魚類などさまざまな動物の骨格を紹介し、骨の魅力と面白さに迫ります。
『ホネホネ博物館(生きもの好きの自然ガイド「このは」No.8』
出版社:文一総合出版
自分の骨を実際に見ることってない。体の土台、根幹をなすものなのにね。
ねんざをしたときなんかにレントゲン写真を見て、私の足の骨、がい骨の模型とまったく同じだなあと実感する。ふだんはあまり意識しない骨の存在だけれど、この本を読めば、骨に対する意識がきっと変わります!
歩き走りまわる骨、樹上で生きる骨、水のなかを泳ぐ骨、空を飛ぶ骨。全身骨格の形やデザインから、暮らしと骨の関係を読み解きます。
骨格の特徴が示すのは、どのように環境に適応しているかということ。トンネルを掘って生活するモグラは、異様に大きな前肢を持つ。ヘビは何百個もの椎骨によって体を柔軟に蛇行させる。
ワニはぬかるみから乾いた地面に差しかかると、手足の「姿勢を切り替えるための特殊な関節」を使って、胴体を高く持ち上げて歩く! すごい。みんな秘密の武器を持ってるのね!
どの動物の骨格も美しい。イルカもジュゴンもウミガメも。ペンギンの全身骨格標本は意外にちょっとこわいです。
Love, まっこリ〜ナ
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