自分らしく心地よい朝時間を楽しんでいる方にお話をきく、朝美人インタビュー。今回は、スペシャルティコーヒー豆のアウトレット通販「Blank_Coffee(ブランクコーヒー)」を運営する、永田雅宗さんにお話を伺いました。
マーケティングコンサルタントとして働きながら、高校生の頃から抱いていた家業や地域活性化への想いを形にするため、「Blank_Coffee」を立ち上げた永田さん。
今回は、永田さんの朝習慣や、朝のコーヒーがもたらす心地よい切り替えについてお話を伺いました。
永田 雅宗さん(Blank_Coffee運営/マーケティングコンサルタント)

2019年に慶應義塾大学を卒業後、大手広告会社に入社。マーケティングコンサルタントとして働きながら、新規事業の立ち上げにも携わる。その後スタートアップを経て独立し、高校生の頃から思いを持ち続けてきた家業や地域活性化への関心を形にするため、フリーランスとしてコンサルタントをしながら、ゼロウェイストなスペシャルティコーヒーブランド「Blank_Coffee」を立ち上げ、運営している。
永田さんの普段の朝時間の使い方について教えてください。
【平日】
平日は在宅で働くことが多く、7時半から8時頃に起きます。起きたらまず水を飲み、コールドシャワー(冷水シャワー)で頭と体を起こしてから、バナナやヨーグルトなど軽めの朝食をとります。
その後、ハンドドリップでコーヒーを淹れ、香りを感じながらメールをチェック。9時頃から本格的に仕事を始めます。
午前中はなるべく打ち合わせを入れず、思考が必要な作業に集中することが多いです。朝の静かな時間に頭を整理してから仕事に入るのが、自分のリズムですね。
午前中に深く考える仕事を進められると、その日一日の密度もぐっと上がる気がしています。
【休日】
休日も朝の基本ルーティンは大きく変わりませんが、小学生にアイスホッケーを教える日は7時頃に起床します。
軽く朝食をとり、コーヒーをタンブラーに淹れてリンクへ向かい、9時頃から練習へ。独立しているので平日と休日の境目はゆるやかですが、朝はその日の集中力を高める大切な時間です。
指導のある日も、コールドシャワーとコーヒーでリフレッシュして、気持ちを切り替えてから一日を始めています。平日よりも体を使うぶん、朝の整え方がより大事だと感じていますし、その準備が子どもたちと向き合う集中力にもつながっています。

欠かせない朝の習慣があれば教えてください。
欠かせないのは、軽めの朝食、コールドシャワー、そして自分でコーヒーをドリップすることです。
朝食はバナナとヨーグルトが基本で、重くしすぎないのが自分には合っています。コールドシャワーは一気に目が覚めますし、朝いちばんに少し負荷をかけることで、その後にストレスがかかった時も立て直しやすくなる感覚があります。
最後にコーヒーを淹れることで、自然に仕事モードへ切り替わります。この3つがそろうと、一日を自分のペースで始められますし、逆にどれかが欠けると少し調子が出ないくらい、自分の中で大事な習慣になっています。

朝の時間を心地よく、前向きに過ごすために心がけていることや、工夫していることはありますか?
朝を心地よく過ごすために、まず睡眠をしっかり取ることを意識しています。僕は8~9時間ほど寝ないとパフォーマンスが落ちやすいので、日中に体を動かしたり、夜にフォームローラーやストレッチで体をほぐしたりして、睡眠の質を整えています。
朝はすぐにスマホへ意識を向けるのではなく、音楽を流しながらコーヒーを淹れ、香りや味に集中することで、五感と気持ちをゆっくり立ち上げるようにしています。
前夜の過ごし方が翌朝を決める感覚がありますし、朝に小さな余白をつくることで、その日を前向きに始めやすくなると感じています。
スペシャルティコーヒー豆のアウトレット通販「Blank_Coffee(ブランクコーヒー)」を運営されている、永田さん。永田さんにとって、朝のコーヒーはどんな存在ですか?
朝のコーヒーは、僕にとって仕事前のスイッチであり、同時にメディテーションのような時間でもあります。
豆を挽き、量を量り、お湯を注ぎながら香りや膨らみ、音に意識を向けていると、自然と雑念が消えていくんです。五感がゆっくり起きていく感覚があり、飲み始めて30分ほどすると集中力も上がるので、気持ちよく仕事に入れます。
朝の感性やリズムを整える、大切な儀式のような存在です。コーヒーがあると、自分の感覚がきちんと起動する感じがしますし、忙しい日でも一度立ち止まる時間をくれる存在でもあります。

コーヒーがお好きになったきっかけや、「これはおいしい」と感じた印象的な一杯があれば教えてください。
コーヒーが好きになった原点は、名古屋の祖父と通ったコメダ珈琲店のモーニングです。
小学生の頃、夜行バスで名古屋へ行き、朝に祖父と新聞を読みながらパンとゆで卵、甘いコーヒーを飲む時間がとても特別でした。そこから少しずつ砂糖やミルクを減らし、ブラックコーヒーのおもしろさにも惹かれていきました。
高校生ではカフェでアルバイトも経験し、大学時代に出会った浅煎りのエチオピアで決定的に世界が広がりました。華やかな香りと、それまでのコーヒーのイメージを覆す味わいに衝撃を受け、スペシャルティコーヒー※に強く惹かれるきっかけになりました。
※スペシャルティコーヒーとは、世界全体のコーヒー豆の上位10%ほどとも言われる最上位グレード。
スペシャルティコーヒーというと、ハードルが高く感じる方もいるかもしれません。永田さんが思う、スペシャルティコーヒーの魅力を教えてください。
スペシャルティコーヒーの魅力は、違いがはっきり分かるおもしろさだと思っています。同じコーヒーでも、産地や品種によって驚くほど風味が変わります。
たとえばエチオピアとブラジルでは、赤ワインと白ワインくらい印象が違うこともあります。難しく考えなくても、飲み比べるだけで「同じコーヒーなのにこんなに違うんだ」と楽しめる。それが、初心者の方にもぜひ体験していただきたい魅力です。
だからこそ、入門としても実は分かりやすい飲み物だと思いますし、自分の好みを見つける楽しさもすごく大きいと思っています。
スペシャルティコーヒー豆のアウトレット通販「Blank_Coffee」を始めようと思ったきっかけや、込めている想いを教えてください。
「Blank_Coffee」を始めたきっかけは、ロースターの方から「おいしいのに正規品としては出せない豆を捨てざるをえない」という悩みを聞いたことでした。
試し焼きなどで生まれる調整豆にも十分な価値があるのに、行き場がないのはもったいないと感じたんです。フードロスを減らしながら、スペシャルティコーヒーをもっと手に取りやすくし、業界全体の裾野を広げたい。そんな思いで立ち上げたサービスです。
捨てられてしまうはずの豆に、新しい出口をつくりたい気持ちも強くありましたし、値上がりが続く今だからこそ、日常に取り入れる橋渡しになれたらと思っています。

編集部より
永田さんが運営されている「Blank_Coffee」の商品は、朝時間.jpおすすめ商品を取り扱うオンラインストアAimaでも販売中です♪
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規格外ながらも品質はそのまま。中煎り〜中深煎りのスペシャルティコーヒー豆2種類をランダムで楽しめる、Aima限定セットです。
Blank_Coffeeのコーヒーは、どんな朝時間に合うと思いますか?
「Blank_Coffee」のコーヒーは、特別な日のご褒美というより、毎日の朝に自然となじむ一杯だと思っています。
仕事前に気分を切り替えたい時や、昼食後にもうひと頑張りしたい時にちょうどいい存在です。毎日飲むものだからこそ、少しだけ質のいいものに変わると気分が上がる。その「ちょっといい日常」をつくるコーヒーとして、朝の習慣の中で気軽に楽しんでいただけたらうれしいです。
麦茶のように、毎日自然と手が伸びる存在になれたら理想ですし、朝食と合わせても単体でも、無理なく生活に溶け込む味わいを目指しています。

最後に、朝時間.jp読者へメッセージをお願いします。
スペシャルティコーヒーは、少し贅沢に見えて、実はとても気分のいい消費だと思っています。つくり手の努力がきちんと価格に反映され、そのうえで何よりおいしい。雑味が少なく、香りや余韻がきれいに広がる一杯を朝に飲むだけで、その日のスタートが少し豊かになります。
まずは一度、気負わずに試してみてください。新しい朝の楽しみとして、きっと発見があると思います。その一杯が、朝の気持ちや一日の輪郭を少し変えてくれるはずですし、自分の朝を大切にするきっかけにもなると思います。

永田さんのある一日の過ごし方
【平日・在宅勤務の日】
【休日・小学生にアイスホッケーを教える日】
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