自分らしく心地よい朝時間を楽しんでいる方にお話をきく、朝美人インタビュー。今回は『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』の著者 山口恵理香さんです。
「紙に書くこと」で自分に向き合い、出版や起業の夢を叶えてきた山口さん。朝の欠かせない習慣や、心と体を労わるために大切にしていることなどをお聞きしました。
山口恵理香さん(ひとり起業家・文筆家)
1990年東京都生まれ。中学生時代に3年間の不登校を経験。社会人経験ゼロ、人脈なしの状態からWebライターに。2019年7月『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』(自由国民社)を出版し、発売後5日間で重版に。出版直後に父が病に伏せ、わずか半年で逝去。命の儚さを目の当たりにし、2年間、死別うつの心と向き合う。2020年に「書くことは、生きること」をコンセプトに小さな文房具店Self0(セルフレイ)を開業。2022年より本格的な運営に乗りだし、たった1か月で10,000PVに。現在は20,000PV以上。主力商品の「おひとりさま会議用紙」もロングセラー商品、売り切れが続出中。2022年11月2冊目の著書となる「あなたらしく生きるための「ひとり会議」ノート(徳間書店)出版。
今後は独自の起業モデルを展開させ新規事業を立ち上げ予定。夢は自社事業を通して世界平和に貢献すること。
公式サイト:https://ericaaa.com/
Instagram:@erica_yamaguchi
X(旧Twitter):@Ericactive811
普段の朝時間の使い方について教えてください。
【平日】
多拠点生活をしているので、その日をどの場所でスタートするかによって異なります。
実家でスタートする場合は一番に仏壇を開け、お線香をたきます。各部屋の窓を全開にして、サーキュレーターも加え、部屋全体の風を通します。亡くなった父やご先祖様に本日もよろしくお願いしますと伝えています。
自宅で1日をスタートする場合も空気を通すことからはじめ、緑茶を一杯いただきます。時間があればヨガや瞑想なども行います。
【休日】
最近はあまり休日という休日がなかなかないので、基本的にはどの日も変わらないルーティンです。
ただ、ゆっくり休むと前日から決めている場合は、お日様がでているうちに洗濯したり、床掃除をしたり、朝の氣が満ちている間に自宅の空間を整えるようにしています。
その日の気分や体調に合わせてアロマもセレクトします。
欠かせない朝の習慣があれば教えてください。
京都の緑茶を飲み、ひと息つくこと。時間があれば、ひとり会議(自分と向き合いながら紙に書きだすこと)をして、その日やるべきことをより具体的に、可視化してから近くのオフィスへと向かいます。
朝時間をハッピーに過ごすために心がけていることや、工夫していることを教えてください。
体の声を大切にしています。いつもより疲れが溜まっているときは早めに寝て、朝には起きられるように夜時間を調整しています。
常に働き続けているような生活をしていますが、「今日はもう無理だ!」と思うくらい体の限界がきたときは、仕事に差し支えないタイミングで、一日自宅でゆっくり過ごす時間をとるようにしています。
朝の美容法・健康法を教えてください。
朝は洗顔後にTHREEさんの化粧水を顔に軽くスプレーして目覚めさせます。時間があればヨガや瞑想をしています。
お化粧が早く終わったときには、テレビを観ながら最新の社会動向やトレンド情報を収集しながら、3㎏ずつ両手でダンベルを上げながら鍛えています。
ご著書を通じて、紙に書くことでご自身と向き合い、励まし、想いを叶えてこられた山口さんが「書くこと」をとても大切にされてきたことが伝わってきました。朝時間.jpをご覧のみなさんに、特に朝時間を活用して書くとよいと思うことがあれば教えてください。
悩みに対する答えを決定するとき、もしくは何か大きな決断を迫られたときには、朝時間の中でひとり会議を設定して書き出し、後悔のない選択を選ぶことをおすすめします。
夜の時間はどうしても感傷に浸りやすい氣が流れているので、朝がよいと思います。
(著書2作目:『あなたらしく生きるための「ひとり会議」ノート』)
朝に使うものでお気に入りのアイテムを1つ教えてください。
ひとり会議を重ねきた私が、「書くことは、生きること」をコンセプトに開業した文房具店Self0(セルフレイ)で扱っている、おひとりさま会議用紙はおすすめです。
シートごとに「達成したいこと」「会いたい人リスト」などテーマが異なるので、その日の気持ちに合わせて選んで書き出す、心を整えるための自己分析シートです。
先日、手帳の市2023秋でも店頭で販売いたしましたが、皆さん「画期的な商品だ」というお声をいただいております。私自身が一番のユーザーとなって、どの部分を改善すべきか、どんな商品展開をできるか考えながら、おひとりさま会議用紙を通して自分と向き合っています。
山口さんのある一日の過ごし方