年末の大掃除は一気にやろうとすると大変ですが、今のうちから少しずつ準備しておくと、格段にラクになります。今回は、整理収納アドバイザーのみほさんに教えてもらった「大掃除前にやっておきたい“プレ大掃除”のポイント」をご紹介します。
どれも朝のスキマ時間に取り入れやすく、無理なく続けられる工夫ばかりです。
大掃除の前にやりたい!5分でもできる、事前準備3つ

日常生活の中で少しずつ部屋を綺麗にしておくと、大掃除をする時も時間や体力を使わずに済みます。
それぞれは5分程度でできる簡単なことですが、グンと大掃除がラクになりますよ♪
ポイントは3つ
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床にあるモノをとりあえず拾う
脱ぎっぱなしの服や買い物袋、雑誌など、床のモノをまず3つだけ拾って元の場所へ。全部やろうとせず、短時間でスッキリ感を作ります。 -
テーブルの上をまっさらに
飲みかけのペットボトルや帽子など、置きっぱなしアイテムを片付けるだけでも空間が整い、気分もスッキリ。 -
季節外れのアイテムを整える
片づけそびれた夏のアイテムは先にお手入れを。扇風機はホコリをひと拭き、保冷グッズやうちわを整理するだけでもスッキリします。完璧にやる必要はなく、“今日はここだけ”の意識で十分です。

片づけは少しずつ積み重ねるのがポイント。朝5分の整えルーティンで、季節外れの疲れ部屋を快適にリセットしてみましょう。
(参考:夏の“疲れ部屋”をリセット!朝5分の「整えルーティン」3選)
キッチン収納を少しずつ見直す

大掃除をラクにするには、まずエリアを決めて少しずつ掃除や整理を始めるのが大事です。毎日立つキッチン収納の見直しは特におすすめのエリアです。
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使っていないアイテムの処分
一軍のキッチンアイテムだけを残して、使わないモノは仮置きボックスへ。1年使わなければ手放すルールで整理。 -
取り出しにくいを改善
袋調味料や小物を立てて収納できるケースを導入すると、出し入れがラクに。普段の動線に合わせて整理します。 -
ラベルづくりで家族に共有
収納棚にラベルを貼って、誰が見てもすぐにわかる状態に。迷わず取り出せるので散らかり防止にも。 -
使用頻度の高いアイテムは取りやすく
よく使うモノは手前、あまり使わないモノは奥へ。取り出しやすさと戻しやすさを意識するだけで日常掃除もラクに。

少しずつでも収納の見直しをしておくことで、大掃除時の手間を大幅に減らせます。
(参考:大掃除をラクに!今のうちにやっておきたい「キッチン収納」見直し4つ)
収納場所を決めて、散らからない仕組みを作る

掃除や片付けをしても、戻す仕組みがないとまた散らかってしまいます。みほさんいわく、「モノの収納場所」を決めることが大切なんだそう。
ポイントは4つ
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動作動線上に収納場所を決める
使う場所の近くに収納すれば、出した後もサッと戻せる。遠いと出しっぱなしになりがち。 -
使用頻度でゾーン分け
毎日使うモノは手前に、出番が少ないモノは奥に。戻すときも迷わず、日常の片付けがラクに。 -
アクション数を減らす
扉を開けて引き出すだけで取り出せる、無駄な動作をなくす配置で、戻す手間を最小化。 -
ラベルで家族と共有
収納ボックスにラベルを貼ると、家族も同じルールで片付けられるので出しっぱなしゼロを目指せます。
モノを減らして整理するだけでなく、戻しやすい仕組みを作ることが大切です。
(参考:お片づけがラクになる「モノの収納場所」を決めるコツ!4選)
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大掃除をラクにする“プレ大掃除”のポイントはいかがでしたか?
どれも少しずつ取り入れられる内容ばかり。今日からできることを一つずつ試して、年末の大掃除をぐっとラクにしてみましょう。


