一年の終わりが近づくこの季節。「最近、なんだかおなかが重い…」「スカートやズボンがきつい気がする」そんなふうに感じていませんか?
気温が下がる秋冬は、運動量が減って体がこわばりやすく、腸の動きも鈍くなりがち。師走の慌ただしさで疲れやストレスもたまりやすく、おなかの調子が乱れやすい時期でもあります。そこに“飲み食べの多いイベント”が重なると、便秘やむくみが慢性化して、気づけば冬太りの原因に…。
今回は、「温活×水溶性食物繊維×おなかのハンズケア」で、年末に向けておなかをスッキリ整える方法をご紹介します!

【1】朝の“温め”で腸のスイッチをON
おなかが冷えると、腸の動きは一気に低下します。朝起きたらまず布団の中で、おなかに手を当ててやさしく深呼吸。ゆっくり腸を目覚めさせてあげましょう。
白湯を1杯飲んで、体の内側から温めるのもおすすめ。胃が刺激され、腸への血流がアップしてぜん動運動がスイッチオンに。
温かい味噌汁やショウガ入りスープなど、体を温める朝食をゆっくりよく噛んで食べることで、胃液が出やすくなり、自然と便意が起きやすくなります。

【2】“水溶性食物繊維”で溜め込まないおなかに
腸を整える基本は、善玉菌を育てること。そのエサとなるのが「水溶性食物繊維」です。腸内で善玉菌が元気になると、短鎖脂肪酸が作られて、腸のぜん動や粘液の分泌が活発に。お通じがスムーズになります。
- 水溶性食物繊維を多く含む食材: 海藻、モロヘイヤ、長芋、もち麦 など

朝におすすめの“温活&食物繊維”の組み合わせ
- 味噌汁+わかめやとろろ昆布、アオサ海苔など
- 納豆+もち麦ごはん
どちらも手軽に取り入れられるので、毎日の朝習慣にぜひ◎

【3】腸を動かして、“座りっぱなし習慣”をリセット!
寒いと体を動かす機会が減りがちですが、それが腸の働きにも影響を与えます。
とくにデスクワークが中心の方は、おなか周りの血流が滞って便秘の原因に。意識的に腸を“動かす”ことがポイントです。

おすすめの腸活アクション
- 背骨の曲げ伸ばし(丸める・伸ばす・ひねる動き。ラジオ体操も◎)
- 食後の軽いウォーキング(10~15分程度)
- おなかのハンズケア(腹部をやさしく手でケアするセルフケア)
内臓は「腹膜(ふくまく)」という膜で支えられていて、この膜や背骨まわりをゆるめることで、腸の動きが軽やかになります。

冬はとくに、おなかがこわばりやすい季節
背骨・肋骨・骨盤まわりをやさしく動かすことで、内臓の膜が緩み、腸の働きが整いやすくなります。
「おなかが冷える時期ほど、骨格と膜をやさしく動かす」
この小さな習慣が、冬のおなかケアの心強い味方になります。

温める・水溶性食物繊維・やさしく動かす
この3つを習慣にするだけで、おなかの内側からも外側からもケアできて、冬太りを防ぎやすくなります。年末に向けて、心も体も軽やかに整えていきましょう♪
▼Instagram動画はこちら▼
【ぽっこりおなかが気になる方に/腸下垂のハンズケア】
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【胃の不快感がある方に/胃のハンズケア】
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次回は、<冬の眠りが浅いのは“おなかのSOS”? 自律神経と睡眠を整える「腸活ルーティン」>をご紹介予定です。どうぞお楽しみに!

