肌の乾燥やくすみが気になる秋は、「顔がつっぱる」「メイクのりが悪い」と感じやすい季節。そんな時期こそ、いつも以上に“朝のケア”が大切です。
お湯の温度、手の動かし方、塗り方のクセなど、毎日の小さな積み重ねが肌のうるおいを左右します。
今回は、うっかりやってしまいがちなNGケアから、朝に取り入れたい保湿ステップ、そして日中もうるおいを守る便利アイテムまで。美容のプロが教える「うるおいキープ」スキンケア術を3つご紹介します♪
【1】無意識にやってるかも?秋冬にやりがちなNGケア
気温が下がると、ついお湯の温度を上げたくなりますよね。でも、熱すぎるお湯は肌のうるおいを守る皮脂まで奪ってしまいます。

美容家 寒川あゆみさんによると、洗顔やクレンジングは、32〜34℃ほどのぬるま湯が理想です。また、化粧水や乳液を“たたくように塗る”“こするように伸ばす”のも避けたいNG習慣。摩擦は肌荒れや赤みの原因になります。
化粧水は手のひらにたっぷり取り、やさしく押し込むように重ねづけを。乳液やクリームも体温で包み込むようにして、じんわりなじませましょう。
小さな「やさしさ」の積み重ねが、乾燥知らずの透明肌を育てます。
(参考:それ、肌荒れの原因かも?朝にやりがちな「NGスキンケア」4つ)
【2】朝から“ぷるん肌”に!「4ステップ」のやさしいうるおいケア
寒川さんの朝のスキンケアは、「落とす・整える・与える・守る」の4ステップ。ひとつひとつを丁寧に行うことで、しっとり感が長続きします。
- 【1】 クレンジング・洗顔で汚れを落とす

メイク汚れや皮脂をきちんと落とすことで、後のスキンケアがなじみやすくなります。泡を転がすようにやさしく洗い、ぬるま湯でしっかりすすぎましょう。
- 【2】オイルで肌を整える

乾燥が気になるときは、ホホバオイルやアルガンオイルを500円玉ほどの量で。手のひらを密着させるように包み込み、肌のバリアを整えます。
- 【3】化粧水でしっかり水分補給

コットンにたっぷり含ませてお顔全体に。時間がある朝は、2枚に裂いてパックするのもおすすめです。ひんやりしてきたら浸透のサイン。
- 【4】乳液・クリームでうるおいを閉じ込める

水分を補ったあとは、乳液とクリームでやさしくフタを。両手で包み込むようになじませると、ふっくらとした“ぷるん肌”が続きます。
忙しい朝でも「ていねいに触れる」だけで、肌は応えてくれます。ほんの数分を、自分のためのご褒美時間に変えてみてくださいね。
(参考:つっぱりもカサカサもNO!乾燥に負けない「プルルン肌」スキンケア術)
【3】日中もうるおいキープ!“メイクの上から保湿”できる名品3つ
朝しっかりケアしても、日中の乾燥で肌がカサつくこともありますよね。そんなときに頼れるのが「メイクの上から使える保湿アイテム」。
エステティシャン 永松麻美さんのおすすめを3つご紹介します。

- 【1】キュレル「ディープモイスチャースプレー」
敏感肌でも安心の微細ミスト。消炎成分とセラミド配合で、顔だけでなく背中など全身をうるおいで包みます。 - 【2】なめらか本舗「マイクロ純白ミスト化粧水」
メイクの上からでもOKの細かい霧が特徴。大豆由来成分と美白成分配合で、うるおいと透明感を両立します。 - 【3】イプサ「ザ・タイムR デイエッセンススティックe」
乾燥が気になる部分をひと塗りでなめらかに。持ち運びしやすく、日中の“うるおいレスキュー”に最適です。
外出先でも“うるおいチャージ”ができるアイテムで、日中の乾燥をしっかりガード。いつでもふっくら肌で、気分まで明るく過ごせそうですね♪
(参考:こういうのが欲しかった!「メイクしたまま使える」保湿アイテム3選)

絶対避けたい!唇の「カサカサ」「皮むけ」の予防とケア4つ
おはようございます。コスメコンシェルジュの稲毛登志子です。唇がカサカサしたり、皮がむけて困った…そんな経験ありませんか?特にこれからの季節は、空気が乾燥するため要注意です…
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空気が乾燥する秋冬は、いつもより少しだけ丁寧にお肌をケアしたい季節。
無理せずできることから始めて、ぷるんとうるおった肌を育てていきましょう♪

