おはようございます。脳腸活カウンセラーの桜華純子です。
今回は、人とのコミュニケーションを豊かにする「言葉の使い方」のポイントをお伝えします。会話や付き合い方がちょっと苦手、と感じている方や、人と話すのが大好き!という方も、脳腸活的コミュニケーションのヒントぜひ参考にしてください。
言葉使いとコミュニケーションの関係

わたしたちは普段様々な会話をしていますが、実は一人一人、認識が異なります。例えば
『ピンクのハートをイメージしてください』
と言われたとき。淡いピンク、濃いピンク、蛍光ピンク、など、人によって想像するカラーは様々で、大きさやその形も違いますよね。
円滑なコミュニケーションを取るためには、このように「同じ言葉でも、それぞれの捉え方が違う」ということを前提に会話をすることが大切です。会話の中で使う『言葉』に、そのような意識をほんの少し向けることでも相手との認識の『ズレ』が減って、勘違いや方向性の相違なども防ぎやすくなります。また、『言葉』を工夫することで、相手に思いやりや好意が伝わりやすくもなることも。
相手との信頼関係を構築する上でも『言葉の使い方』は重要な要素です。では、具体的にどのようなポイントを意識すればいいのでしょうか?
【1】「共通認識を持てる言葉」を利用しよう

例えば、仕事をする中で
『コーヒーカップぐらいの大きさのカップを用意してください』
という依頼があったとします。コーヒーカップには様々な大きさがありますので、『コーヒーカップ』というものは一致していても、人それぞれにイメージする大きさは違います。
もしそれが、カジュアルな雑談であれば、違いがあっても問題はないでしょう。
しかし、仕事で依頼をする場合は、こちらの意図が正確に伝わらないと、効率の悪さやトラブルの原因にもなってしまいます。例えば、『200ccほどの量が入る大きさの、上品なコーヒーカップ』など具体的な言葉があれば、共通認識を持ちやすくなります。
他にも『ポストのようなはっきりとした赤色の帽子』『小学校の黒板のような緑色』などというように、多くの人が共通認識を持っている言葉を意識して言葉を使うようにしましょう。
【2】「共感」を伝えよう

わたしたちは相手の話に興味がある時には自然にその姿勢が伝わりやすいものですが、真剣過ぎてしまうと真顔になって、相手にとって威圧的に映ってしまうことがあります。
そうなると、仕事上で立場が下だったり、まだ関係が浅かったりした場合、相手が萎縮してこちらに伝えたいことを上手く話せなくなってしまうかもしれません。
『あなたの話をしっかり聴いていますよ』
という意思を伝えるためには、頷きや、『なるほど』『そうなのですね』などの相槌を取り入れて、共感を伝えることが効果的です。また、真剣な顔は怖い表情になりやすいので、口角を上げて柔らかい表情を意識することも心がけましょう。
【3】意見が違う時は「共感のサンドイッチ」

相手の話を受け入れることはコミュニケーションにおいて大切なことになりますが、意見が違う場合には嘘をついてまで共感する必要はありません。
そんな時には『共感のサンドイッチ』をつかってみるとよいでしょう。
1. まずはじめに『相手の話を受け止める』
『わたしもそう思います』『その通りです』という表現は同意になるので、『そうなのですね』などのように、同意ではなく『受け止める言葉』をつかうことがポイントです
2. 次に、自分の意見を丁寧に伝える
3. 最後にもう一度、相手に寄り添う言葉として、『伝えてくれてありがとう』『その考えも参考にさせていただきます』などのような、言われて安心する言葉を伝える

短期間で人間関係を構築!今日からできる「コミュニケーション」のコツ3つ
このように、同じ内容の会話でも、相手の立場に立って伝えてみたり、サンドイッチ手法を使うことで、意見が違う場合でも円滑な関係を保ちやすくなります。取り入れられそうな言葉の使い方をぜひ参考にしていただき、ストレスなく良い人間関係を築いて素敵な毎日をお過ごしくださいね!
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次回もどうぞおたのしみにしていてください。

