おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
今回のテーマは、ストレスを溜め込まないための、無理なく取り組める「他者とのつきあい方・コミュニケーションの仕方」についてです。
脳と腸を健やかに保つためには、メンタルケアも大切。他者とのコミュニケーションの仕方に気をつけて、ストレスがたまらない関係を作ることは、健康な体づくりにもつながりますよ。
他者との「ストレスのない関係」とは?
他人とストレスなくつきあっていくには、意思の疎通をスムーズにすることが大切なポイントです。
相手に意思を伝える手段として、『言葉、文字、身振り手振り』などがありますが、これは発信する側だけでなく、受け取る側も含めて、双方が歩み寄る気持ちが大切です。
例えば、「ピンク」という言葉でも、発した側はショッキングピンクのようなピンクをイメージしていたとしても、受け取る人によっては、淡いピンクを思い浮かべていたりと、一つの言葉でもそれぞれ違う世界観で伝え、受け取っていることが多々ありますよね。
ちょっとした行き違いが、後に大きな溝に繋がってしまう可能性もあります。
ストレスのない人間関係を築いていくために、すれ違いを防ぐコミュニケーションのコツを身につけたいですね。
無理なく取り組める!「他人とのコミュニケーション」3つのポイント
【1】相手の話を最後まで聞く
最後まで話をちゃんと聴くことで、相手が伝えたい内容をより理解することができます。
そしてまた、しっかり傾聴することで、信頼関係を築くことにも繋がります。
相手の目を見て、相槌しながら、丁寧な気持ちで聴くことで
『わたしはあなたに興味を持っていますよ』
という意思が伝わります。
コミュニケーションは一方的では成り立ちません。キャッチボールのように、『受け止めて、投げる』の繰り返しを意識しましょう。
【2】相手の価値観を否定するのはNG。「共感のサンドイッチ」を活用する
人それぞれ価値観が違うのは当然のことです。
相手が自分と違う意見を言った時、無理に『わたしもそう思います』と同調する必要はありませんが、『そうなのですね』と受け止めることが大切です。
『そうなのですね』は、自分にも相手にも嘘をついていないので、ストレスが溜まることもありません。
もし、相手と違う自分の意見を伝えたい場合には「共感のサンドイッチ」がおすすめです。
「共感のサンドイッチ」
1) 受け止める
はじめに、相手の話や意見を『そうなのですね』と受け止めます。
2) 自分の意見を伝える
その後、『わたしはこう思っています』と自分の意見をちゃんと伝えます。
3) 再度受け止める
最後に、『話してくれてありがとうございます。参考になりました。』など、相手を否定しない言葉を伝えます。
こういう形で、共感で自分の意見をサンドイッチすることで、価値観が違う相手とも気持ちの良いコミュニケーションが取れるようになりますよ。
【3】顔で伝える・顔で聞く
コミュニケーションには、言葉や文字などを使った「言語コミュニケーション」と、身振り手振りや声のトーン、表情などから伝わる「非言語コミュニケーション」があります。
どちらも欠かせないものですが、実は相手から受け取っている情報は「言語コミュニケーション」よりも「非言語コミュニケーション」の方が圧倒的に多いのです。
発する言葉ももちろん大切ですが、どういう態度で伝えるか、また、聞くかということは、より重要なポイントになります。
常に相手から見えている自分の表情や態度が、心地良い状態かを意識するように心がけるようにしましょう。
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以上、「他者とのコミュニケーション」のポイントを3つお伝えしました。
できるところから取り組んでいただき、ぜひ、快適な人間関係を手に入れて、素敵な日々を送っていただけたらと思います。
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次回のテーマは、『なりたい自分に近づくための実践方法』についてお伝えします。どうぞおたのしみに!