おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
カボチャは夏野菜ですが、美味しいのは10月の今頃です。収穫したてのカボチャは粉質で、加熱すると崩れてしまいます。カボチャは収穫後、切り口の茎がコルクのように固くなるまで寝かせることで、甘くて美味しい“ほっくり・ねっとり”とした食べごろを迎えます。
カボチャは切って保存するとすぐに傷みますが、丸ごと保存すれば長持ちします。冬至にカボチャを食べると風邪をひかないとも言われ、保存性の高さから冬まで重宝されてきました。
最近ではスーパーや産直、道の駅などでも、個性豊かなカボチャが多く並んでいます。

写真左下は坊ちゃんカボチャ。手のひらサイズで運びやすく、皮が薄くて扱いやすいのが特徴。甘くておいしいカボチャです。
左上はコリンキー。生で食べられるカボチャで、薄くスライスしてサラダにするとシャキシャキした食感が楽しめます。
右下はバターナッツカボチャ。ひょうたんのような形で、下の丸い部分にだけ種があります。

バターのようなコクとナッツのような風味が特徴で、ポタージュスープにすると絶品。生のままサラダにしてもおいしく食べられます。
カボチャは根菜ではなく果菜類なので、火が通りやすく調理も簡単。1cm程度の厚さに切ってフライパンで焼くだけでもおいしいおかずになります。
今回は、朝ごはんにもぴったりな「デパ地下みたいなカボチャのサラダ」をご紹介します。レンジで手軽に作れるので、作り置きにもおすすめです。
デパ地下みたいな「カボチャのサラダ」

材料(2人分)
- 坊ちゃんカボチャ…200g
- ラッキョウ…4個
- マヨネーズ…大さじ2
- クルミ(お好みのナッツでもOK)…10g
- 粗びきコショウ…少々
作り方
【1】カボチャの種とワタを取り、皮を少し切り落として2cm角に切る。耐熱ボウルに入れ、ラップをふんわりとかけて電子レンジ(600W)で4分加熱する。マッシャーで潰しておく。

【2】ラッキョウとクルミを粗く刻み、【1】に加えて混ぜる。マヨネーズと塩を加えて混ぜ合わせ、器に盛る。

【3】お好みで粗びきコショウをふる。
カボチャの品種によって水分量が違うので、パサつく場合は牛乳小さじ2程度を加えて調整を。
クリームチーズを加えるとコクが出てより美味しく仕上がります。ラッキョウがない場合は玉ねぎで代用OK。
余ったら丸めてカボチャコロッケにしても美味しいですよ。
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▼マーマレード入りカボチャのサラダ
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