おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
毎週この連載で、平日の朝でも手軽に作れる朝ごはんレシピをご紹介しています。
さて、ホクホクしたかぼちゃのおいしい季節になりました。今日は、かぼちゃの栄養と調理のコツ、おいしい煮つけの作り方をご紹介します。
かぼちゃの栄養と食べ時は?
かぼちゃは栄養満点の野菜で、粘膜を保護するビタミンAや美肌や風邪予防のビタミンC、抗菌作用があると言われているビタミンEも含むので、免疫力アップにもおすすめの野菜です。
かぼちゃは採れたてを調理すると粉々に煮溶けてしまうことがあります。切り口がコルクのように固く乾燥するまで寝かせると、甘くおいしいかぼちゃになります。
家庭菜園で収穫したり、産直で買ったりしたら、まず切り口が固くコルクのようになっているか確かめてくださいね。
(写真は1つ400g程度の手のひらサイズの坊ちゃんかぼちゃです)
大きなかぼちゃは食べきれなかったり、カットすると傷みやすくなったりするので、人数の少ないご家庭などでは、坊っちゃんかぼちゃなどもともと小さめの品種を買うのもおすすめです。
切らなければ常温で長く保存できるので、手ごろな値段の時に買い置きもできます。
また、かぼちゃは根菜類ではなく、果菜類なので火の通りもよく、調理しやすい野菜です。1センチくらいにカットして、油を少し入れたフライパンで両面焼き色がつくまで焼いて、塩を少しふりかけるだけで、副菜やおやつとしておいしい1品になります!(詳しいレシピはこちら >> https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12612352915.html )
外側の皮が固い場合は、600Wの電子レンジで3分程度加熱してからカットしてみてくださいね。
火を使わず簡単!「かぼちゃのレンジ煮」
今回はレンジで手軽に作る「かぼちゃのレンジ煮」をご紹介します。
材料(4人分)
- 坊ちゃんかぼちゃ 1個(400g)
- (A)醤油 小さじ1
- (A)きび砂糖 大さじ1
- (A)本みりん 大さじ2
- (A)水 大さじ2
作り方
1) かぼちゃを耐熱容器に入れ、ラップをふんわりかけて、600Wの電子レンジで3分ほど加熱する。
粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切って、種とワタを取る。
※皮が固い場合はお好みで皮も少し削いでもOKです
2) 再びかぼちゃを耐熱容器に入れ、(A)を加え混ぜる。ラップをふんわりして、600Wの電子レンジで7分加熱する。混ぜてから再びラップをして、そのまま2分置いて味をしみこませる。
飽きないおいしさ!簡単「かぼちゃ」作り置きレシピ3つ
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まだまだ暑い日が続いていますね。レンジ煮なら、火を使いたくない日でも手軽に作れますよ。かぼちゃの甘さによってきび砂糖の量を変えてくださいね。
次回は旬の「なす」を使ったスタミナ料理をご紹介します。
☆この公式ブログは<毎週火曜日>に更新しています。次回もどうぞお楽しみに!