体の芯からあったまる♪簡単「かぼちゃとりんごのシナモンサラダ」

 

おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。

前回のレシピ(豚と玉ねぎの温しゃぶサラダ) はいかがでしたか?簡単なレンジ加熱で玉ねぎをたくさん食べられるメニューです。ぜひお試しくださいね。

今日は、体を温める食材を使った、普段の朝ごはんはもちろん、おもてなしにもぴったりの簡単サラダをご紹介します。

冬至といえば…

12月22日は「冬至」。冬至とはもっとも冬が深まる日。日の長さが一番短いとされる日です。

そんな冬至に食べるとされている「かぼちゃ」や、入るとよいとされる「柚子湯」は、いずれも薬膳では体を温めてくれる食材。

このように、日本の風習のなかにも中医学の考え方とつながる部分が多々あるんですよ。

冬の寒さによって、私たちの体には(関節や腰が痛む、血や体肩凝り、乾燥、生理痛の悪化)など、さまざまな変化が起きる時期。温める食材を食べて、体の芯から寒さ対策をしましょう。

薬膳的ポイント食材「かぼちゃ」「シナモン」

かぼちゃ

かぼちゃとシナモンは、どちらも体を温めてくれる食材です。

シナモン

特にシナモンは「桂枝(けいし)」という名の生薬。冷え症、冷えた風邪の薬として使われている、内からじんわり温めてくれる食材です。かぼちゃとも相性抜群なので、ぜひプラスしてみてくださいね。

体の芯からあったまる♪簡単「かぼちゃとりんごのシナモンサラダ」

材料(作りやすい分量)

  • かぼちゃ 1/8個(約200g)
  • りんご 1/4個
  • 好みのナッツ(無塩) 大さじ2
  • マヨネーズ 大さじ1
  • 蜂蜜 小さじ1~2
  • シナモンパウダー 小さじ1/4

作り方

1) かぼちゃは種とワタを除き、小さめ一口大に切る。耐熱のボウルにかぼちゃと水大さじ1(分量外)を入れふんわりラップをし、600wのレンジで3分加熱する。熱いうちにフォークで粗くつぶし、粗熱をとる。

2) りんごは縦半分に切り、横7~8ミリ幅に切る。ナッツは粗みじん切りにする。

3) (1)にマヨネーズ、蜂蜜、シナモンを混ぜ、(2)をさっくりと混ぜ器に盛る。

ポイント

かぼちゃの甘さによって蜂蜜の量は調整してください

◎Instagramにて薬膳や料理教室について発信中です。

齋藤菜々子 Instagram:@nanako.yakuzen

☆この連載は【毎週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに。

 

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働く女子の簡単セルフケア朝ごはん

薬膳に詳しい料理家さんに教わる、忙しい朝でもできる「セルフケア」朝ごはんレシピ♪
Written by

料理家 齋藤菜々子

料理家・国際中医薬膳師

IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。アシスタントの傍ら、日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。
「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。
著書『基本調味料で作る体にいいスープ』(2020年10月16日発売)

Instagram:@nanako.yakuzen

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