朝晩が涼しくなり、ようやく過ごしやすい季節になってきましたね。
真夏はなかなか気力が出なかった片づけや断捨離も、この時期なら取り組みやすいもの。さらに季節の変わり目は、衣類や生活用品を入れ替える絶好のタイミングでもあります。
今日はそんな“秋だからこそ実践しやすい断捨離のコツ”を整理収納アドバイザーのみほさんに、教えてもらいました。
衣替時がチャンス!クローゼットの断捨離のポイント

衣替えは、クローゼットをすっきり整える絶好のタイミングです。
ついつい溜め込んでしまう洋服を処分する時の「判断基準」3つを教えてもらいました。
ポイントとなる判断基準は3つ。
- 【1】傷みがあるかどうか
- 【2】1年以内に着たかどうか
- 【3】収納量の基準を決めて収めるかどうか。
特に1年以上袖を通していない服は、今後も着る可能性が低いため潔く手放すのがコツです。
また、ハンガーの本数や引き出しの容量を基準に残す量を決めれば、収納に余白ができ風通しのよいクローゼットに。
不要な服を処分することで、探し物にかかる時間は減り、無駄買いも防げます。衣替えシーズンこそ、心と空間をすっきり整える断捨離を実践してみましょう。
(参考:クローゼットがすっきり!「着ない服を処分する」時の判断基準3つ)
年末をラクにする!秋に手放したいもの5つ

年末の大掃除に先送りしがちな不要品も、涼しい秋なら断捨離がはかどります。
この時期に手放しておきたいのは5つ。
まずは「夏アイテム」。1度も使わなかったものや来年は出番がなさそうなものは早めに処分を。
次に「期限切れのお薬」。いざ必要なときに使えないと困るので、使用期限を確認して不要なものは廃棄し、必要な薬を補充しておきましょう。
さらに「冷蔵庫の中」も要チェック。食材を整理しておけば、年末年始に備えて余裕ができます。
「靴箱」も秋は片づけの好機。使わない靴や古い靴を見直すことで、出入りがスムーズになり気分も一新します。
最後は「寝具や夏家電」。サーキュレーターなどは掃除をしてから収納し、劣化が激しい寝具は潔く手放しましょう。
秋のうちに整理しておけば、年末の大掃除がぐっとラクになりますよ。
(参考:年末がラクになる!「秋の大掃除」で手放したいもの5つ)
時間がなくても大丈夫!朝5分からできる“秋の断捨離術”

断捨離したいと思っていても、なかなか時間が取れない。そんな忙しい時も、毎朝5分あれば断捨離は始められます。
コツは4つ。まず「今日はここだけ」と1日1カ所に絞ること。小さなエリアなら5分でも取りかかれます。
次に「半年以上使っていないモノ」をチェック。存在を忘れていた物は手放し候補です。
さらに「もう気持ちがときめかないモノ」も整理対象に。
判断に迷うものは「保留ボックス」をつくり、期限を決めて見直しましょう。
一気にやろうとせずに、こうして少しずつでも減らしていくと、収納に余白が生まれて出し入れもラクに。不要なモノを溜め込まないことが、結果的に埃や湿気の原因を防ぐことにもつながります。短時間でも続ければ、空間も気持ちもすっきり整い、秋の毎日を心地よく迎えられますよ。
(参考:“使っていないモノ”が湿気やカビの原因に?朝5分でできる「断捨離術」)

捨てるのが苦手な家族とモメない!“感情に寄り添う片付け”のコツ4選
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秋の秋の断捨離コツ3選をご紹介しました。年末に慌てないように、今日から少しずつでも断捨離始めていきましょう。

