おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
そろそろ涼しくなってきたので、衣替えをしようかなと考えてらっしゃる方も多いと思います。
せっかくの衣替えのタイミング。服や靴を入れ替えながら、不要な洋服を処分してすっきりしませんか?
クローゼットが衣類であふれてしまうのはなぜ?
気が付いたら、衣類であふれているクローゼット。整理や処分をする前に、まずは、その理由を考えてみましょう。
- 高かったから、捨てられない
- セールで衝動買いしたけど、趣味ではなかった
- 流行で買ったが、流行が終わってしまった
- プレゼントでいただいたけど、趣味ではなかった
- まだ着られるから、もったいない
- 捨て方がわからない
…いかがでしょうか。思い当たるものはありませんか?
高かったとしても、「もう着たくない」ものなら、手放しましょう。着ない服は、まさにタンスの肥やしです。
流行遅れや趣味でないものも、「今後着ることはない」と判断できるので、潔く手放しましょう。
もったいないという思いは、大切です。しかし、着ない服をいつまでもため込んでいても、衣類を生かしてあげることはできませんよね。
それでも「捨て方がわからない」という場合は、次にご紹介する「処分する時の判断基準」を参考にして、服を選別してみてください。
(断捨離や、処分する時のコツは、ネットで調べてもいろいろと出てきますよ◎)
洋服を処分する時の「判断基準」3つ
衣替えのタイミングだからこそできるのが、全部出しです。
手持ちの洋服を全部出すことによって、もれなく判断できるようになります。
洋服や手持ちのアイテム雨を全部出したら、処分するかどうかの判断をしていきましょう!
以下がおすすめの判断基準3つです。
- 【1】傷んでいるかどうか
- 【2】1年以内に着たかどうか
- 【3】どのくらいの量の服を残すか
【1】傷んでいるかどうか
傷んでいる服は一目瞭然なので、手放す判断がしやすいですね。まずは、生地が薄くなっていたり、色褪せていたり、穴があいていたり、傷んでいる服から手放しましょう!
【2】1年以内に着たかどうか
1年以上着ていない服でも、傷みがなくきれいな状態なら、まだ着るかもしれない…と思い、残しがちですよね。
けれど、残念ながら、1年以上着ていない服をまた着ることはほぼないと言われます。(冠婚葬祭用の洋服などは別)
長く着ていない服は、傷んでいなくとも、手放しましょう。もったいなく感じて手放せないときは、「なぜ1年以上着ていないのか」を考えてみてください。
「セールで買ったけど趣味ではなかった」「流行が終わってしまった」「プレゼントされたけど、好みではない」
など、冒頭であげたような理由がほとんどではないでしょうか?
「着ていない服」には、着ていない理由があります。それは流行遅れだからや、サイズが合わないから、趣味趣向が変化したからなのか。1年間着ない理由がわかったら、もう着ることはないなと納得して手放せるはずです。
【3】どのくらいの量の服を残すか
処分に迷うときは、家の収納スペースにあわせ、どのくらいの量の服を残すかを決めてしまうのもおすすめです、
例えば、ハンガーの本数や引き出しに入る量で管理するのもいいですね。
ハンガーの本数をクローゼットのサイズにあわせて決めると、クローゼットが窮屈にならず、風通しの良くなります。さらに、お気に入りだけにあふれた空間になりますよ!
着ない服を捨てたら、どうなる?
不要な衣類を処分すると、次のような効果が期待できますよ。
- 探しモノの時間が無くなる
- 心もクローゼットもすっきりする
- 必要なものが見えて、無駄買いがなくなる!
一日、5分かけて探しものをしたら、1週間で35分、1ヶ月で約140分、1年で約28時間にもなります。クローゼットやお部屋をすっきり片づけて、1日5分ものを探す時間が減らせたら、趣味の時間やほっと一息つく時間が増えますよ!
断捨離ですっきりするのは、収納スペースだけではありません。気持ちもすっきりして、心地よく感じると思いますよ。
また、まとめて処分する時間をとると、捨てるモノの共通点が見えてくることもあります。
「衝動買いしすぎかも」「このデザインの服は結局着ないな」など、様々な気づきがあります。
自分にとって必要なものが見えてくるので、無駄買いがなくなっていきますよ!
まとめ
衣替えのシーズンこそ、断捨離のチャンスです。手に取った服とひとつひとつ向き合う中で、今の自分に本当に必要なものを見極める力を養っていきましょう!
私自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。
☆この連載は<隔週金曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!