朝きれいに仕上げたメイクが、昼にはヨレたりテカったり…。特に夏場や湿度の高い日は、ベースメイクの崩れに悩まされる方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、忙しい朝に手間のかかる対策は難しいもの。そこで今回は、美容のプロが実際に取り入れている、手軽で効果的な「ベースメイク崩れ防止テク」を3つご紹介します。
朝のひと手間でメイクの持ちがぐっと長持ち。暑い日のお出かけや長時間の外出も、自信を持って過ごせますよ♪
【1】「朝の洗顔」で土台から整える!崩れ防止の基本習慣
美容家 寒川あゆみさんが教えてくれるのは、ベースメイクの崩れを防ぐための基本中の基本「朝の洗顔」。
寝ている間に肌には皮脂やホコリがつき、それをそのままにするとメイクのノリが悪くなったり、崩れの原因になったりします。

そこで大切なのが、泡立てネットなどでしっかりと泡立てたキメ細かな泡で、ゴシゴシこすらず“泡を転がすように”やさしく洗うこと。毛穴の奥まで泡が入り込み、余分な皮脂や汚れをオフしてくれます。
最後はすすぎ残しがないよう丁寧に流すのもポイント。ベースメイクは土台作りがすべて。朝の洗顔を丁寧にするだけで、その日のメイク持ちがぐっと変わります。
朝から肌がすっきり整うと、その日一日が気持ちよくスタートできそうですね!
(参考:キレイに自信!夏の「化粧崩れ」を予防する朝のスキンケア&メイク術)
【2】「水で湿らせたスポンジ」でファンデの密着度アップ
コスメコンシェルジュ 稲毛登志子さんがおすすめるのは、汗・皮脂に負けないベースメイクのための“朝のひと手間”。
リキッドやクッションファンデ(マットタイプ)を塗るときは、普段のスポンジを水で濡らしてから使います。軽く絞ったスポンジでファンデをトントンと置くように塗ると、密着度が高まり崩れにくくなります。

厚塗りは逆効果なので量は控えめに。仕上げにパウダーで表面をさらさらにして、メイクキープミストをシュッとひと吹きすれば完成です。
ほんの一手間なのに、外出先でのメイク直し回数がぐっと減る心強いテクです。
スポンジは定期的に洗って清潔に保つと、肌荒れ防止にもつながりますよ。
(参考:汗にもマスクにも負けない!メイク崩れを防ぐ「朝のひと手間」4つ)
【3】必要な部分だけカバーする「薄塗りベースメイク」
さらに稲毛さんがおすすめするのは、夏の湿気対策にぴったりな「薄塗りベースメイク」。
年齢とともに隠したい部分は増えがちですが、厚塗りは崩れのもと。顔全体は薄く伸ばし、気になる部分だけをピンポイントで重ねてカバーしましょう。

特にクッションファンデは時短&密着力が高く、忙しい朝の味方。
仕上げのパウダーは顔全体ではなく、皮脂が出やすいTゾーンやアイメイクの崩れ防止に目元だけのせるのがコツです。必要なところだけを押さえることで、仕上がりも軽やかで自然な印象に。
軽やかな仕上がりだと、汗ばむ季節の外出も気分よく過ごせますよ。
(参考:雨や汗にも負けない!崩れない朝の「ベースメイク」時短テク3つ)
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仕上がりも持ちもぐっと変わる、プロ直伝の「ベースメイク崩れ防止テク」をご紹介しました。
忙しい朝でも無理なく続けられるアイデアばかり。ぜひ日々のメイクの参考にしてみてくださいね♪

