キレイに自信!夏の「化粧崩れ」を予防する朝のスキンケア&メイク術

 

おはようございます。美容家の寒川あゆみ(そうがわあゆみ)です。

大阪のエステサロン「private salon Laule’a」の代表として、サロンワークのほか、美容ライターや講師、美容家として活動しています。

これから毎週「キレイに自信がつく♪朝の自分磨きレッスン」というテーマで、皆さんにおすすめしたい朝美容術をお届けする予定です。よろしくお願いします!

さて、暑くなってくると、朝メイクをしてもお昼をすぎるとファンデーションが浮いてきたり、アイシャドウやアイライナーがにじんだりと化粧崩れが気になることはありませんか?

何度も化粧を直すのも面倒だし、そんな時間を取れないという方もいらっしゃいますよね。今回は、朝のメイクの段階で化粧崩れを予防するスキンケア〜ベースメイク法についてお教えいたします。

【1】洗顔はしっかりと泡立て、皮脂汚れを落とす

洗顔はしっかりと泡立て、皮脂汚れを落とす

寝ている間に肌から分泌されている皮脂や、空気中に舞っているホコリなどが肌表面に残っているままでは、メイクのノリや化粧崩れの原因にもなります。

洗顔料を手にとり、泡だてネットなどでしっかりと泡立てましょう。

キメの細かい泡が毛穴に入り汚れを浮かせてくれるので、ゴシゴシとこするのではなく、肌表面で泡を転がすように洗い、洗い残しのないようにていねいに洗い流しましょう。

【2】化粧水とシートマスクを冷蔵庫で冷やしておく

化粧崩れをしにくくするためには、メイク前のお肌のコンディションを整えることがポイント。肌表面のキメが乱れているとメイクがぴったりと密着せず、汗や皮脂で浮きやすくなることで、崩れやすくなります。

まずはメイク前に、化粧水とシートマスクを冷蔵庫で冷やしておきましょう。

つけるときは、コットンを2枚重ねにして冷たい化粧水をたっぷりと含ませて、ゆっくりと優しく押すようにパッティングしましょう。

メイク前にコットンでパッティング

コットンでパッティング

さらに、冷たいシートマスクをお肌にのせることで、美容成分を届けながら、保湿と同時に毛穴の引き締めや赤みを抑えるなどの効果もあります。

シートマスク

しっかりとお肌の水分量を高めておくと、過剰な皮脂分泌も抑えられ、化粧崩れが予防できます。

【3】乳液&クリームを手のひらでしっかりと密着しティッシュオフ

乳液&クリームを手のひらでしっかりと密着しティッシュオフ

お肌にたっぷりと水分を浸透させたあとは、その水分を逃さないように乳液とクリームでフタをしましょう。

乳液などをしっかりと手のひらの温度で密着+浸透させることで、お肌の水分と油分のバランスが取れる過剰な皮脂分泌を抑えることができます。

この後のメイク前、肌表面にクリームの油分が残っている場合は、表面を軽くティッシュオフするのがオススメ。

表面を軽くティッシュオフする

【4】コントロール化粧下地は薄づきで伸ばす

化粧下地やお肌の色味を明るく見せてくれるコントロールベースは、UVカット機能がある物を選ぶことと、肌表面に薄く均一に伸ばすように塗ることです。

特に、日に焼けやすい高い位置である頬、鼻、おでこから外側に向かってのせて、指の腹を使って広げるようになじませ、最後に手のひらで密着させましょう。

コントロール化粧下地

【5】化粧崩れしにくいファンデを選ぶ

汗や皮脂の分泌によって崩れやすくなるファンデーションですが、ファンデーション自体にも多くの油分が含まれています。

そうすると油分×油分となってより浮いて崩れやすくなるので、崩れが気になるときは油分量の少ないタイプのファンデーションがオススメです。

  • ニキビ跡やクマなどをカバーしたい場合はリキッドタイプ
  • お肌をツヤっぽく見せたい場合はクッションタイプ
  • ナチュラルに仕上げたい場合はパウダータイプ

ファンデーションの塗り方のコツは、顔の中心から外側に向かって濃淡感を出すようにグラデーションをかけながら伸ばすこと。

ファンデーションの塗り方

1) 目元の下〜頬にファンデーションを置き、トントントンと軽く細かくたたきながら顔の外側に広げましょう。

ファンデーションの塗り方

2) 小鼻、口角〜頬の中心にファンデーションを置き、トントントンと軽く細かくたたきながら顔の外側に広げましょう。

ファンデーションの塗り方
3) スポンジやブラシに少量のファンデーションを取り、口の中心〜口角に向かってトントントンと軽く細かくたたきながら広げましょう。

ファンデーションの塗り方
4) スポンジやブラシに少量のファンデーションを取り、眉間、眉の上〜髪の生え際に向かってトントントンと軽く細かくたたきながら広げましょう。

ファンデーションの塗り方
5) スポンジやブラシに少量のファンデーションを取り、鼻筋、小鼻にもトントントンと軽く細かくたたきながらなじませましょう。

ファンデーションの塗り方

※皮脂の分泌が盛んな3、4、5の口元、おでこ、鼻はファンデーションの量は少量にしましょう。

6) クマやニキビ跡などをもう少し隠したい場合はスポンジやブラシを上からトントンと重ねましょう。

ファンデーションの塗り方

頬周辺と顔の中心にファンデーションをのせ、フェイスラインはファンデーションが薄めになっているのが、顔を立体的に見せるコツ。

そして、伸ばしながらつけるのではなく、肌に密着させるようにトントントンとなじませることが崩れにくくなる秘訣です。

【6】最後におしろいorフェイスカラーで密着させる

ファンデをおしろいで密着させる

ファンデーションをなじませた後は、ぴったりと密着させ崩れにくくすることはもちろん、ツヤ感を引き出すおしろいorフェイスカラーをなじませましょう。

おしろいやフェイスカラーは、ファンデーションよりも粒子の細かいものを選びましょう。

パフを使っている方が多いと思いますが、パフだとたくさん取りすぎて厚塗りになりがちになっている方も…。

毛足の長い大きめのブラシにパウダーを取り、顔の中心から外側に向かって広げるようにのせましょう。

また、目元や小鼻のメイク崩れが気になる方は、少し厚めにおしろいやフェイスカラーをのせておくと皮脂を予防やアイシャドウやアイラインのにじみ予防にもなります。

*****

いかがでしょうか。

化粧崩れを防ぐコツは、メイク前の水分量を高めること、油分量を抑えたファンデーションをしっかりと密着させること、粒子の細かいフェイスカラーでさらにファンデーションを密着させることが大きなポイントです。

油分の多いファンデーションをたくさん塗りすぎると、厚塗り感が出てしまったり、皮脂によって浮きやすくなるので、量のコントロールは重要ポイントです。是非、参考にしてみてくださいね。

☆この連載は<木曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!

 

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Written by

美容家 寒川あゆみ

大阪 谷町九丁目エステサロン private salon Laule’a代表。
自身の悩みから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。サロンワークのほか、美容ライターや講師、美容家として幅広く活動中。

ホームページ:https://aymstory.wixsite.com/ayumisougawa
blog:https://ameblo.jp/aymxx29
Instagram:@laulea.beauty

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