大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
朝スキンケアで肌を整えたあとファンデーションを塗ると、なじみが悪い、筋のようになる、モロモロしたものが出るなど、気になることはありませんか?
今回はファンデーションがヨレる原因と、ヨレにくくするポイントについてご紹介します。
【原因1】角質のゴワつき、キメの乱れ
下地やファンデーションは色の補正や質感を演出するものですが、肌のキメに引っかかり密着することが大切です。
日々きちんと洗顔していても古い角質が停滞している、スキンケアしていても肌のキメが不安定なこともあり、下地やファンデーションがきちんと密着せず、なじみの悪さ、筋状になる、時間の経過とともに崩れやすくなると感じます。
10日に1回ほどクレイパックなどで角質ケアするなど、正しいスキンケアを行い肌環境を整えることが大切です。
【原因2】スキンケアがなじんでいない
朝は時間がないなどの理由でスキンケア後すぐ化粧下地やファンデーションを重ねていませんか?
乳液やクリームなど油分を含むものが肌表面に残っている状態で、化粧下地やファンデーションを重ねるとなじみにくく、筋状になることがあります。
スキンケア後すぐにメイクする場合は、ティッシュを半分(三角折り)にし、軽くおさえながら肌表面の油分をオフしましょう。
【原因3】ジェル系アイテムの使用
オールインワンジェルのスキンケア、ジェル系の化粧下地を使用していませんか?
ジェルは水分を含む性質があり保湿効果が高いですが、粘度があるため下地やファンデーションを重ねると伸びやすく筋っぽくなる、モロモロしたものが出ると感じることがあります。
筋っぽさやモロモロ感が気になる場合は、メイク前は液体タイプのスキンケアや下地を使用するのがおすすめです。
【原因4】スポンジ、パフが汚れている、古い
下地やファンデーションを塗る際に使用するスポンジやパフが汚れている、もしくは表面が割れてボロボロになっていませんか?
汚れが溜まっていると衛生面だけでなくノリや仕上がりが悪くなり、ボロボロだとなじみが悪くなる原因となるため、定期的に洗うもしくは新しいものに交換しましょう。
ファンデーションを手でつけると塗った時にムラができやすく、筋っぽく見えることもあるので、スポンジやパフを使うのがおすすめです。
ファンデーションをキレイに塗るコツは
(1)顔の中心から外側に向かって放射線状に広げる
(2)厚みを出したい頬、カバーしたい部分は軽くおさえる。
です。
【原因5】下地とファンデーションの相性
上記の4つを見直してみたけどなじみが悪い、筋っぽくなる、モロモロしたものが出ると感じる場合は、下地とファンデーションの相性が悪い、もしくは、下地やファンデーションの質と肌質が合いづらいことも考えられます。
美容液のような質感の下地、油分の少ないリキッドファンデーション、クッションファンデーション、パウダーファンデーションなどテクスチャーが軽めのアイテムを選んでみましょう。
下地やファンデーションが合わないというだけでなく、肌のコンディション、普段使っているものとの組み合わせ、塗り方なども見直してみてください。