おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
新じゃがいもの旬が始まりました。冬に植えられたものが春に九州で、春に植えたものが夏に北海道で収穫されます。貯蔵されたじゃがいもは一年中出回っていますが、新じゃがいもの瑞々しさや皮の薄さを感じられるのはこの時期だけです。
愛媛の「遊子水荷浦の段畑」では、目の前が海の場所で、急斜面に石垣を積み上げてじゃがいもを栽培。4月中旬にいち早く新じゃがいもが収穫されています。国の重要文化的景観や「美しい日本のむら景観百選」にも選ばれています。
新じゃがの食べ方いろいろ
新じゃがいもは皮が薄いので、細長くカットしてそのまま素揚げにしても美味しいし、耐熱容器に入れレンジ600Wで6分加熱して、バターをのせた「じゃがバター」にしても美味しいですよね。
今回は、作り置きできて朝ごはんに活躍する「新じゃがいもの冷たいポタージュ」をご紹介します。
ポタージュって作るのが大変なイメージがありますが、覚えてしまえばシンプルな材料でとっても簡単です。
【レシピ】新じゃがいもの冷たいポタージュ
材料(4人分)
- 新じゃがいも:200g
- 新玉ねぎ:100g
- コンソメ顆粒:小さじ1
- 水:300ml
- 牛乳:400ml
- バター:15g
作り方
【1】新玉ねぎを千切りにして鍋に入れ、バターを加え、焦がさないように透き通るまで約2分炒める。
【2】じゃがいもの皮をむき、角切りにして(1)に加え、水を注いでやわらかくなるまで加熱する(10分程度)。
※木べらで叩いて新じゃがいもが崩れるまで加熱します。(10分程度)
【3】コンソメを加え、湯がほぼなくなるまでさらに1分加熱する。
【4】鍋に牛乳を加え、バーミキサーでなめらかにする。
※バーミキサーがない場合は、【3】と牛乳をミキサーに入れなめらかになったら鍋に戻す。
【5】混ぜながら弱めの中火で加熱し、ふつふつしてきたらさらに1分加熱して完成。
※とろみがつくのが目安です。
温かいまま飲んでも美味しいですが、粗熱を取って冷蔵庫で冷やし翌日飲むと甘みが増して美味しいですよ。
冷蔵保存で4日間保存できます。毎日美味しさがアップするので、冷たく冷やして味わってくださいね。
知っておきたい!じゃがいもの栄養ミニコラム
じゃがいもに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくいと言われ、炭水化物はエネルギーとなりまる。カリウムや食物繊維も豊富に含まれ、腸内環境を整え便秘解消にも効果的です。
夏の熱中症予防対策や栄養補給に活用してくださいね!
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次回は、手軽に5分で朝ごはん!カルシウム補給に「しらすの冷や茶漬け」をご紹介予定。
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