おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
愛媛の郷土料理と言えば、真鯛を丸ごとご飯と一緒に炊きあげた「鯛めし」です。ですが、最近は、真鯛のお刺身をご飯に載せて、だし醤油で溶いた卵やミカンの皮、薬味を載せて混ぜて食べる「宇和島鯛めし」が人気を博しています。
この宇和島鯛めしの元祖は「六宝(ろっぽう)」と言われる漁師飯で、刺身を漬けにして卵の黄身と醤油、みりん、酒、砂糖、ごまの六つの宝と呼ばれる調味料を使うことから呼ばれていると言われています。六宝に使われる魚は真鯛に限らず、ヒラメやイサキ、鯵の刺身などいろいろな瀬戸内の新鮮な魚が使われています。
我が家は、そんな六宝をアレンジした「ぶっかけ海鮮卵かけごはん」を朝ごはんにいただきます。お刺身の残りを漬けにしても、そのままでもOK。なにも作りたくない朝にも5分で完成する、栄養満点で豪華な卵かけごはんです。
5分で完成!「ぶっかけ海鮮卵かけごはん」
材料(1人分)
- お刺身の残り…お好みの量
*今回は真鯛20g、マグロ20gを使いました - 卵…1個
- 醤油…大さじ1/2
- 白だし…大さじ1/2
- ワサビ…少々
- すりおろし生姜…少々
- 青じそ…1枚
- 炊き立てごはん…適量
作り方
【1】卵を溶いてボウルに入れ、醤油と白だし、ワサビとすりおろし生姜を加え混ぜる。
【2】お刺身を(1)に加え混ぜたら、お茶碗によそったごはんにかける。
【3】お好みで青じそを千切りにして載せる。
サーモンやブリなどお好みのお刺身の残りでOKです。
混ぜて食べると、朝から元気が出る絶品ご飯です!
お刺身の日持ちが気になる方は、事前にだし醤油をかけて密封容器に入れ、漬けにして保存したもので作ってもOKです。
美味しい漬けのつくりかたはこちら↓
▼マグロの漬け
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12870581884.html
もう一品は汁ものをご紹介します!
我が家の朝ごはんは、ご飯に味噌汁、もずくの酢の物や納豆、目玉焼きが定番です。それさえ面倒な時は、小鍋にすべて入れて味噌汁にしてしまいます。どんな味か不安になるかもしれませんが、これが美味しいのでチャレンジしてみてくださいね。
準備も後片付けもラク!「全部入れのお味噌汁」
材料(2人分)
- もずく…30g
- 卵…1個
- 納豆…1パック(付属のタレ・からしも使用)
- 油揚げ…1枚(または、細切りの物を20g使用)
- 水…300ml
- 味噌…大さじ1
- だしの素(顆粒)…小さじ1/2
*だし汁300mlでもOK
作り方
【1】鍋にもずく、納豆、油揚げの千切りを加え、水と顆粒だしを入れる。納豆の付属のタレとからしも入れる。
【2】中火にかけて沸騰したら火を弱め、味噌を溶いて入れ、卵を落とす。
【3】蓋をして1分待って、卵が半熟になったら器に盛り付ける。卵を半分に割って器によそう。
もずく、納豆、目玉焼きと別々の器を用意しなくていいからとってもラク!器一つで完了です。
これなら、忙しい朝でも栄養満点の朝ごはんが5分で完成しますよ。
どちらか一方でも立派な朝ごはんになりますが、「ぶっかけ海鮮卵かけごはん」と一緒に並べたら豪華になりますよ。
時間をかけずに作れる栄養満点朝ごはん。ぜひ試してみてくださいね。
*そのほかの手軽に作る味噌汁はこちら↓
▼オクラの味噌汁
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12860894959.html

これなら簡単♪「3分で作れる」我が家の朝ごはん
我が家のある日の「3分朝ごはん」は、タンパク質や野菜もしっかり取れるのに、調理時間はわずか3分!その技をご紹介します。
次回はフライパンで作るホットサンド「韓国屋台トースト」をご紹介します。
*この公式ブログは<毎週火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!