おはようございます。早起き研究所「朝渋」代表の5時こーじ(井上皓史)です。
この連載では、幼少期より22時就寝5時起床生活をしている私が、2025年1月に書籍発売した『がんばらない早起き〜「余裕のない1日」を「充実した1日」に変える朝時間の使い方〜』の内容をベースに、毎日をご機嫌に過ごすための早起き術をご紹介します。
連載2回目の今回は、早起きをすると「ストレスに強くなる」理由についてお話しします。
1日を「○」からはじめるか、「×」からはじめるか。
私の人生において、大切にしていること。それは「自分との約束を守れるか」です。
自分との約束が守れなかったときはネガティブな気持ちになりますし、反対に、自分との約束が守れたときは、ポジティブな気持ちになります。
なかでも早起きは、1日の最初の「自分との約束」です。自分の約束を守れたら「○」、守れなかったら「×」をつけていくとすると、「毎朝早く起きる」という「自分との約束」を守ることは、1日の最初の行動に「◯」がつくことになります。
1日の最初の行動(=早起き)に「◯」をつけると、そのあと自動的にうまくいく流れができやすくなります。
水を飲む、顔を洗う、着替える、掃除をする、本を読む、朝ごはんを食べる…朝やろうとしていたこと、やりたかったことに次々と「◯」がついていくのです。
逆に、例えば二度寝をしてしまって起きるのが遅くなり、1日の最初に「??」がつくと、起きた瞬間から行動の選択肢がグッと狭まります。時間に余裕がないので、朝食を食べない、家が汚いままになってしまう、電車に遅れる…など、全てが後手後手になっていきがちです。
早起きをして、1日の最初に「◯」をつける。
このことを大切にするだけで、1日に大きな違いが生まれるのです。
「明日の自分に期待できる」人になろう
早起きが習慣になり、朝に「◯」をつけてから1日が始められるようになると、明日の自分に期待ができるようになってきます。
- 夜は仕事が残っているけど、明日の朝にやろう
- 今日は早く寝て、明日はおいしいお弁当を作ろう
- ちょっと疲れているから、明日の朝はコーヒー+読書でリラックスしよう
など、朝の時間を有効に使えることが、「ストレス回避」にもつながるのです。
夜は疲れている体や脳で、行動や意思決定をしなければならないもの。
「やらなくちゃいけないことがまだまだあるのに、もう眠くて何もやる気にならない…(そしてそのままSNSやYouTubeをだらだら見てしまい、1時間が経過してしまった…)」
と後悔したり、モチベーションを下げたりして、ストレスを抱えてしまった経験は、誰しも一度はあるのではないでしょうか?
けれど、早起きで「◯」がつく朝が習慣になっていると、明日の自分の期待ができるので、「夜ではなく朝にやろう」と気持ちを切り替え、早く寝ることができます。そして、朝のストレスフリーな状態で、意思決定や行動がしやすくなります。
そう、早起きをするとストレスに強くなる、のではなく、早起きはストレス回避の方法なのです。
ぜひ、早起きで明日の自分に期待できる毎日を手に入れてください!
今日はここまで。これからも定期的に連載していきますので、次回もお楽しみに。それでは今日もいってらっしゃい!

早起きして何したらいいの?「15分読書」のススメ
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