おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:美しい「椅子の立ちかた・座りかた」
3月に入り、春の足音が聞こえてきましたね。
春といえば、式典や「はじめまして」のお食事などの機会が増える季節。今回は、式典やお食事の席、そして日常でも美しく見える「椅子の立ちかた・座りかた」のポイントを確認し、一緒に印象美人を目指しましょう!
ポイント【1】腰を曲げないのがポイント!美しい座りかた
腰を曲げず、上半身を立てたまま、座りましょう。
式典など、椅子が並べられている場合、身体に椅子を寄せてしまいがちですが、椅子には手を触れずに座ります。
ポイント【2】足を少し前に出して。きれいな立ちかた
立つときも、写真のように「よっこいしょ」と上半身を前に倒さず、頭頂部は上に向けたまま立ちます。
立つ際に、足を少し前に出すと、まっすぐ立てますよ!
ポイント【3】音には気をつけて
座るときに椅子を身体に寄せると、音が鳴りますね。また、立つ際にも、椅子が後ろに引きずられると、音が鳴ります。
式典などの場合、会場の皆さんが一斉にこのように音を鳴らすと、大合唱に…。ポイント【1】でお伝えしたとおり、椅子を動かさずに座ると、音を鳴らさずに立ったり座ったりできますよ。
カフェやレストランなどで椅子を動かすときは、引きずらずに持ちあげて動かしましょう。
ポイント【4】背筋を伸ばして座ろう
座っている時は、背もたれと背中の間にこぶし1個分の間をあけ(背もたれには背を付けず)、背筋を伸ばして座るときれいに見えます。
また、油断しがちですが、ひざとひざをくっつけて足を揃えると、美しく見えます。
椅子ではなくソファに座る場合は、体が埋もれてしまわないよう、浅く座りましょう。
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いかがでしょうか。少しの意識で印象は全く違って見えます。大人数の中でも、キラッと光る所作を身に付けられるといいですね!

右と左、どっちが上?知っておきたい「手の組み方」のマナー
立っているとき、お辞儀をするとき、座っているとき…。左右の手を重ねて体の前、若しくは膝の上に乗せますが、その際、どちらの手が上なのでしょうか?
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!